"オレ流「写真趣味」"の意義

日付が変わり4月30日。定時性に欠けるバスを避けて職場最寄りから毎日片道2km弱歩いていて金曜は暑かったです。初任給が月末じゃなくて来月中旬ということなので家賃にまた困ってます。即返済する前提で泣く泣く親に4月の家賃を借りました。おやまです。

誰にも読まれていない前提で書いているこの怪文書、前回のがたまたまたどり着いた方々から20件もいいねを頂戴し、「もしかして本当に話し上手かもしれない❗」と錯覚しています。かもしれない運転です。


趣味繋がりで知り合った仲間内の突発グル通で「写真を撮る意義」とは?という話題にたまたまなりました。
JPSに入選したのでどこかのタイミングでこの手のご意見はウダウダ書くつもりやったけど。
2022年10月あたりまでは写真を撮るために出掛けることが何度もあったんですが、時間の余裕がないのか単にモチベーションに欠けるのか最近は散歩ついで/旅行ついでに片手にコンデジを握ってはシャッターを切ることがメインになっています。

高校卒業のタイミングで無理言って一眼を手にして気付けば丸五年。
当時は何も知識もなかったこともあり、
高級レンズが最強!→単焦点レンズが最強!→フルサイズが最強!→いややっぱりズームレンズが最強!と一周してきて、ついには「写ればスマホでもなんでもよくない?」に戻ってきました。
皆さん働きだして地元の友達を主としてカネの余裕ができてきてまたカメラの相談を受けることが増えつつあります。

もう正直スマホでもいいです。コンパクトなデジカメと同じ大きさのレンズ(厳密にはセンサーサイズ)を搭載したスマホや、まさに今バズっている消しゴムマジックなんかすごいです。なんでもありやん。




自分なりの「いい写真」を突き詰めようと、最初は有名スポットに足を運んだりしました。
いやでも違う。違う。そうじゃない。つまらない。
ほとんど全ての同年代の人を敵に回す発言ですが、それは単に「いい場所」なだけであって「いい写真」かと聞かれると必ずしもそうとも言えない。
首里城もさっぽろ雪まつりも、その時期にその場所に行けば撮れます。スマホじゃ駄目ならそれ相応の機材を買うなり借りるなりすれば誰でも撮れます。

「いい写真」にするためにその場所の力、要するにコンテンツ力に頼っている写真になる。つまり、オレがすごいんじゃなくてその観光地がすごいだけ。別にオレさんは凄くない。
日記として「◯◯へ行きました☺️」と投稿するのならそれでいいと思うし、100点満点の解答だと思う。しかし、"オレ流"を写真に閉じ込めるにはいささか弱い。場所に頼っているだけで中身がない。そんな状態でスキルは付いたけど写真に空気感が乗っていない。

たまたま写真のYoutuberに一昨年会う機会があって聞いてみました。「私の撮る写真には人の写真と比べて物語がない。」すると「枚数を撮りまくりましょう」との返答。
結局のところ、それは正解だったのだが、やはりイキり倒さずに努力や研究することらしい。というか元々運動するにも学習するにも能が無いので今回も徹底研究するしかない。
「「いい写真」は、具体的に何がいいのか?」その言語化。
バルブ撮影ができたら凄いのか?流し撮りができたら凄いのか?高いレンズを持っていれば凄いのか?違う。あくまでもそれは表現に選択肢が増えるだけでそれそのものに点数が付くわけではない。

やはり、この趣味は他人の真似事に尽きるのかもしれない。
いいなと思う写真の特徴を真似しまくることが近道で、一番自分らしさが乗っかってくると思う。

JPS展に叩きつけた写真も、皮肉ったらしい現代人の風刺画が選ばれたのでそれが"オレ流"の終着点になるのかもしれない。
"オレ流"の場合、皮肉ったらしい憂鬱なニンゲンの醜い姿を写したものが見せられる側に最も訴求力があるらしい。その人それぞれの性格や思考回路に依存するところもあると思う。

とにかく、SNSに投稿するためではなく 自分のために 写真を撮ろう。SNSに投稿するために写真なり映像を撮るのであれば、そのスマートフォンは閉じて自らの目にその光景を焼き付けるべき。今時Youtubeで検索すれば絶景でもパレードでも手品でもなんでも出てきます。
他人の目は気にせず、自分のために生きよう。SNSに縛られてはならない。

まあこんな尖った発言ばかりするから私は駄目なんですけど。
あ!!!!でもでも写真撮りに行くのはこれまで通り誘ってください!!!喜んで乗り気で行きます!!!!

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