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非理数系デザイナーが3ヶ月間、プライバシーテック系企業の事業理解にトライしてみた話

こんにちは。
株式会社Acompany(アカンパニー)のデザイナー、サクラバです。この記事は「#バレンタインアドカレ」23日目の記事です。

今回の記事では「入社してから約3ヶ月。非理数系デザイナーのわたしが、難しいと言われているAcompanyの事業理解にトライしてみた話」を書きました。

また、記事の後半では「プライバシーテック事業を理解するためにした3つの行動」をご紹介します。

「なかなか自社の事業理解が進まず、苦戦している」同じような悩みを持つ方に、少しでも寄り添うことができれば嬉しいです。


弊社Acompanyはプライバシーテック系のスタートアップ

まず初めに、Acompanyの事業内容をご紹介します。

DCR(データクリーンルーム)ソリューション「AutoPrivacy」の開発・提供
プライバシーガバナンス及びプライバシー保護技術に関するコンサルティング

https://acompany.tech/company

上記の事業内容を見て、すぐに理解できる方もいらっしゃると思います。しかし、わたしは入社当初…さっぱり事業内容が理解できてませんでした。

「コンサルティング、ソリューションは、なんとなく聞いたことあるけど…。DCR(データクリーンルーム)?プライバシーガバナンス?全然わからない!!

未知の業界に足を踏み入れたことで「知らない世界を知っていく旅」が始まるのでした。

プライバシーテック、秘密計算、PETs…初めて聞く言葉のオンパレード

わたしは昨年11月に入社し、プライバシーテックという言葉を初めて聞いた人間でした。Acompanyの事業内容は、聞き馴染みがない言葉がたくさん出てきます。「自分の所属する会社の事業を理解してないって、ヤバいんじゃない!?」と焦っていた時もありました。

デザイン学部卒のわたしは、テック系に馴染みがほぼ無いに等しいです。数学の知識はほぼ忘れてしまい「足し算・引き算・割り算・掛け算」などの、算数の知識くらいしかわからない状態。

弊社のリクルートページにある「秘密計算の問題にチャレンジ!」については、バナーを作らせていただいたものの、問題はまず解けません…。理数系の知識を持っている方は、本当に尊敬します。

非理数系デザイナーが、プライバシーテック事業を理解するためにした行動3つ

コミュニケーションデザイナーが頑張る姿
入社してからの3ヶ月間、事業理解のためにした主な行動を3つにまとめてみました。
  1. Acompanyの福利厚生「書籍購入補助」を活用しインプット

  2. 弊社主催のウェビナーを文字起こしして、インプット

  3. プライバシーテック技術を図解作成し、アウトプット

一つずつご紹介します。

①Acompanyの福利厚生「書籍購入補助」を活用しインプット

弊社Acompanyでは、月1万円まで業務に関連する書籍購入を補助する制度があります。

さっそくこの制度を活用させていただきました。

初心者でもわかりやすい個人情報、プライバシー保護、マーケティングについての本を購入。空いた時間に読み進めています。

実際に買ってみて、プライバシーテックの理解に役立った本を1冊ご紹介します。

プライバシーテックをはじめ、個人情報・プライバシー保護など、業界の基本となる用語をわかりやすく解説している1冊です。

例えばAcompanyの事業に関わると、当たり前のように「PIA」という単語が出てきます。「ん?PIA …ってなんだ??」と疑問に思ったときに、こちらの本はとても役立ちます。単語ごとの索引があるので、わからない単語をピンポイントで調べることができます。この1冊を通して「個人情報・プライバシー保護」を体系的に学べるのでオススメです。

②弊社主催のウェビナーを文字起こしして、インプット

弊社では最近、積極的にウェビナーを企画・開催しています。プライバシーテック領域に詳しい、弊社の専門家が登壇しております。

社内でもウェビナー動画が共有されており、いつでも視聴することができます。わたしはウェビナーを視聴しながら、自主的に文字起こしをしてみました。インプットとアウトプットを両立させることで、より理解が深まって「やってよかったな〜」と思っています。

ウェビナーではそれぞれの専門分野について、わかりやすく解説してくれています。わたしのような業界を知りはじめた人間でも、とっても参考になりました。

今後もウェビナーをたくさん開催する予定です。アーカイブ動画も配信していますので、ご興味ある方はぜひ視聴してみてください。(視聴には登録が必要です)

③プライバシーテック技術を図解作成することでアウトプット

入社してからのお仕事の一つに、技術を解説するための図解を作らせていただいたことがありました。この経験が、事業理解のための大きなアウトプットになったと感じています。

秘密計算(TEE)の解説
制作した図解の一例(弊社サービスサイトより抜粋)

弊社の製品には、PETs(Privacy-Enhancing Technologies)という技術が使われています。いわゆるプライバシーを保護する技術の総称です。

秘密計算、連合学習、差分プライバシー…などなど。初めて聞いた時は、頭の上にクエスチョンマークが並んでいました。

わたしはマーケティングチームに所属しているのですが、先輩社員から丁寧にレクチャーしていただきました。自分はとっても恵まれているな、と感じています。弊社の先輩社員の皆さんはとっても優しく、わからないことは親切に教えていただけました。

さいごに

先輩社員からいただいた言葉を、ひとつご紹介します。

「事業理解しているデザイナーは、アウトプットするデザインが違う」

という励ましのお言葉をいただきました。

…たしかに!!

なんとなく組み立てているデザインと、本質的に理解しているデザインは違うと思っています。

今後もわたしは、事業理解のためにいろんな試行錯誤をしたいと思っています。もしかしたら、遠回りをするかもしれません。でもその活動がデザインに昇華されると信じて、ひとつひとつ、こつこつやっていこうと思います。

Acompanyは、採用にも力を入れています

Acompanyでは絶賛、仲間を募集中です。わたしが所属しているマーケティングチームでも採用が開始されています。

わたしのような業界知識がない方でも、もちろんウェルカムです。
一緒に事業理解を深めましょう!

それではみなさん、良いバレンタインをお過ごしください🍫

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