作品に取り込まれる幸福感と恐怖感

珍しく、真面目?な創作話です。
いや、それほど真面目ではないですけど。

来月発売する作品を含めて、これまで13作品書いてきました。14作品目も、終盤に近付いています(今は、何度目かの修正をしているところです)。
ですので、15作品目を書き始めました。

これまで私、ファンタジーが入った作品も出版していますが、多くは「剣も魔法もない世界」を書いてきました。
……殺人事件にリアリティーがあるかと言われたら、何とも言えませんが、そこは置いといて(残念ながら、現実世界にありますからね)。。。

で、15作品目を予定している話。
ネタバレすると、ファンタジーではありません。
ミステリーでもありません。
キャラクター文芸でもありません。
あくまでも予定ですけど。
それを書き始めるにあたって、珍しくソワソワしています。ワクワクとは違う、何か別の怖さ。
作品に取り込まれそうという不安、恐怖感、というのが一番適切でしょうか。

実際過去に、物語の中に自分が入っていく感じがした、という作品が2作あります。
現実とも現実でないともいえない、不思議な感覚。
ゾクゾクするような、高揚感に包まれているというか、何とも表現しづらいのですが、日常生活において、そんな経験をしたことはありません。フワフワもします。幸福感を感じたこともあれば、絶望感を感じたこともあります。
執筆中ずっとではなく、物語の終盤に感じるくらいですけどね。
ただ今回は、書く前にそうなったらヤバいな、という不安を感じています。

こんなこと、初めてです。
どうしてそういう不安を抱いているか理由はわかっていますが、物語にのめり込みたいと思う一方で、そうなったら怖いとも感じています。

どんな内容になっていくか、未知数なだけに(プロットはできていますが)、わからない不安も混じっていると思いますけど。
泥沼に足を踏み出すのか、案外思っていたほど苦しくなくて、あっさり書き上げるか。
すべて書き上げたときに、そのことに触れられればいいな、と思いますが(来年にその話ができればいいな、くらい先です)さて、どうなるか。

内容に触れないと、曖昧ですね。ごめんなさい。
でもたまには、こんなことを考えているんだという、作家の日常?を書いてみました。



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