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はじめまして、さくらキッズガーデンです。

はじめまして、世田谷区にあるさくらキッズガーデンの園長、千野です。
今日からこちらで園の様子や育児に関して簡単にお話させていただこうと思います。

まず、当園は1948年に「さくら幼稚園」として設立されたのがはじまりです。1999年からは保育室、学童クラブも併設し「さくらキッズガーデン」として0歳から12歳までの一貫教育を行っています。

先日、年中さんの保護者の方から「生後4ヶ月の妹さんがトイレで排泄ができるようになった」という嬉しい報告を受けました。

お母さんが「○○ちゃんにおしっこの仕方を教えてあげて」とお兄ちゃんにお願いすると「○○ちゃん、おまたとおなかに力をいれてうーんってするんだよ」と自分の排泄をみせながら妹さんに説明したそうです。

そのあと、お母さんが妹さんを抱えておまるに座らせると、なんと上手におしっこができたそうです。それ以来、彼女はおむつの中ではなく、おまるでおしっこができているとのことでした。

このお兄ちゃんは生後10ヶ月から当園の保育室「さくらキッズ」に入園。布おむつで毎日すごし、ご両親の協力もあって1歳半のころにおむつが外れました。お母さんによると、さくらキッズで先生たちに教えてもらったように妹に教えてくれたそうです。

この話を伺って、嬉しかったことが3つあります。ひとつは、子どもはちゃんと先生たちから教えてもらったことをよく聞いて、覚えて、身につけてくれていたこと。

私たちの園では、0歳から12歳までの子どもたちが一緒に過ごします。園庭での自由遊びや合同保育を通して、上の子どもが下のこどものお世話をしぜんにしていく風土があるのです。それが家庭でも実践されていることが2つ目。そして、ご両親が園の取り組みを理解し、家庭でも実践してくださったことです。

私たちの園では妊娠中の方、生後○ヶ月の赤ちゃんのお母さん方を対象に「一緒にママになろう」というイベントを開催しています。

このイベントでは栄養士による離乳食についての講習、絵本の読み聞かせ、赤ちゃんの発達などを通して、未来ある妊婦さんやお母さん方の不安を拭い去れたらという気持ちで行っています。「おむつなし育児」も講習内容の一つ。トイレトレーニングに関して、「いつから始めればいいの?」、「なんだか難しそう」といった声をよく聞きます。でも、早ければ早いほどおむつにする習慣がないため、トイレですることに抵抗がないのです。

今回、お話しにきてくださったお母さんも、この『一緒にママになろう』の卒業生です。 「赤ちゃんはおむつでおしっこをする」というのは、大人の勝手な先入観。そこから躾につながってしまうことが非常に残念だと私は感じています。そんなときに、保護者からこういったお話を伺えたので、とても嬉しかったです。

保育室の先生たちにその話をしたところ、とても喜んでくれました。

このような私たちの園生活を少しでも多くの方に知っていただけるように、更新してまいります。よろしくお願いいたします。

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さくらキッズガーデンのホームページはこちら


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