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シェルブールの雨傘のノルマンディーにあるシェルブールという港街


今週、ノルマンディー地方のシェルブールに行ってきました。

シェルブールは、映画「シェルブールの雨傘」の舞台となった街で、ノルマンディー地方のコタンタン半島にあります。


映画仏題は、「Les Parapluies de Cherbourg」、日本語訳は、シェルブールの雨傘、ノルマンディーでは雨が実際に多いのですが、実際に雨傘工場もあります。

このミュージカル映画の主演はカトリーヌドヌーブ、監督がジャック・ドゥミ、音楽がミシェル・ルグラン。

第17回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、全編音楽のみの完全なミュージカル映画です。

ドヌーヴの出世作となった作品で、歌は全て歌手による吹き替えでしたが、
ルグランによる音楽が世に知れ、特に主題曲は世界中で大ヒットでした

シェルブールの雨傘というタイトルのように、街の繫華街の道には、雨傘が一面に。

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街の雰囲気は良く、市街の真ん中には川があり、対岸へは橋で渡れます。カフェやレストランがびっしりとあります。


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このシェルブールは今でも映画の余韻があります。

傘産業そして、海軍の潜水艦造船業です。

シェルブール海事博物館もあります。博物館からの港の↓眺めです。

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さほど観光地でないのですが、造船業があり経済的に安定していて、街は文化的です。

街の真ん中には噴水広場がある、噴水の名前は、「フォンテーヌ・ムシェル Fontaine Mouchel」

噴水の作者は、Gaston Gutelleです。

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広場の辺りの建物も、文化的な雰囲気です。

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この広場から徒歩で15分くらいの、海岸通まで行くと、ナポレオン1世の騎馬像あります。

夕方には雨が降ってきて、すこし画像が暗めです。

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また、映画のシェルブールの雨傘の舞台となった場所には、映画の撮影現場シーンが街の至るところに、カードになって貼ってあります。

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教会のシーンなども。

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1964年の映画シーンからもう半世紀以上も経っていますが、こんなカードをみると、映画を思い出してしまいますね。

シェルブールには、SNCFの駅があります。直行ならパリから約3時間20分です。

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少し感傷的な気分にも浸れる街で、海の幸も美味くまた行ってみたいと思う街した。

音楽のミシェル・ルグランもそうですが、カトリーヌ・ドヌーヴの魅力があり、この映画は外せない作品で、シェルブールの雰囲気は実際にいまでも健在です。









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