〈花开忘忧〉の歌詞

【花开忘忧 (花が咲き憂いを忘れる) 】2023.11.8

これはとても好きな歌です。歌詞のことをときどき考えます。
添翼さんがのせてくれている歌詞の翻訳です。


路地口で花を買った
通り沿いの赤い壁と青い瓦を通り抜ける
夕陽が私の白髪にゆっくりとキスをします
古い木製のドアを開けて家に帰る
時間の香を煮込む
そして、あなたはただ笑って話しません
残念なことにスープを一杯飲む
庭深く紅葉舞い落ちる
私たちが年をとったとき子供の頃に戻る
酒を造るために青梅を採る
こっそり飲んではいけない
素朴な服を着てその袖をつないで
小さな猫を拾った 名前は「蒼狗」です
私たちが寝たとき
悲しみのない子供のように
とにかくロックするのは難しいです
この歳月は泥棒のようだ
記憶を盗まれたら
私の愛を忘れて、私は言うだろう
こんにちは
これはあなたのための花です
花の名は忘憂草
時は水の煙のように荒れ狂うと言います
遠くに行かないで 一緒に家に帰る


この歌はどういう風景なのかな?
以下は、わたしの想像です。


語り手は路地で花を買って、赤い壁と青いタイルの通りを歩いています。太陽が優しく語り手の白髪を照らしています。
古い木のドアを開け、家に帰ります。
スープ(ワンタンが入っている?)を煮込む間、その人(同居している老いた家族と思われる)はずっと黙っています。
語り手はスープを煮込む時間と、その人との間に流れた時間のことを重ね、物思いに耽っているようです。
残念だけど、その人はスープを一杯しか飲んでくれませんでした。
季節は秋です。庭には紅葉が舞い散っています(二人の時間が冬、つまり終わりに近づいていることを示している?)
私たちが歳をとったときは、ただ子供時代に戻っていく、と語り手は考えます。どうやら子供の頃の思い出を懐かしく思い出し始めたようです。青梅を摘んでお酒を作るとき、こっそり飲んだり。服を着て袖を通したり。子猫を拾って蒼狗と名前をつけたりしたことを。
語り手は、私たちが眠りにつく(老いる)ときは、悲しみのない子供のようになる、と考えます。
心にロック(鍵)をかけるのは難しいです。時間は泥棒のようです。その泥棒に記憶が盗まれたら、私もいつかあなたへの愛を忘れるのでしょう。そして私は「こんにちは」と言う(初対面の挨拶をする?)のでしょう。
これはあなたの花です。花の名は忘憂草です。
時間は水の上の煙のように荒れ狂いますが、どうかまだ遠くへ行かないでください。一緒に家に帰りましょう。


少し違うところがあるかもしれませんが…。
好きな歌です。
添翼さんの優しい声で、悲しみと一緒にだとしても、前に進もうという気持ちになれます。

忘憂草は萱草のこと。
「花の蕾を食べると憂いを忘れるぐらいおいしい」「これを植えると悩みを忘れる」などの情報があります。
花言葉は「私を忘れないで」かな?

添翼さんのコメントです。心の奥に届く言葉だと思います。
【日本のYouTube】
在另一个時空,我们都一萌活着。
(別の時空で私たちはずっと生きています)
【日本のTikTok】
皆さんは毎日楽しんで暮らしてください。
【中国】
记忆是有选择的,哪怕大脑退化,忘记当下,忘掉细枝节,也会记得她是我生命中重要的人。


添翼さんの歌唱は、自分一人の悲しみや喜びより、「誰かへの思い」を歌っているように感じます。一対一の人間どうしの関係があります。
好きな理由に、さらに、

「誰かへの思いを心を込めて歌っている」

を加えよう…

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