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本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第12番 三十路 (Sinfonia No.12, 1763)

交響曲第12番は、自筆譜に作曲の日付が記入されているとのことで、いつ作曲されたのかはっきりしているそうです。ハイドンさん31歳、エステルハージ王子の依頼を受けて作曲されました。3楽章しかありませんが、なかなか充実した交響曲だと思います。

交響曲第12番ホ長調(Sinfonia No.12 E Dur, Hob.I:12)
第1楽章 Allegro アレグロですが、落ち着き堂々とした雰囲気の楽章です。
第2楽章 Adagio シチリアーノのリズムのアダージョです。この交響曲まで12曲ありましたが、短調のアダージョは初登場です。ハイドンさんも三十路を越えて、人間的にも一層成長してきたということなんでしょうか。
第3楽章 Finale. Presto このフィナーレも堂々とした雰囲気を醸し出しています。

バーゼルでは、イル・ジャルディーノ・アルモニコが演奏しました。

10番、11番に続き、マックス・ゴバーマンさん指揮ウィーン国立歌劇場オーケストラによる演奏です。

(by R)


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