本日は、ビートルズのファーストアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」に収録されたカバー曲のオリジナル曲を紹介したいと思います。

Anna (Go To Him)

「アンナ」は、アーサー・アレクサンダーさんの曲（1962年）で、ジョン・レノン（John Lennon）さんのお気に入りの曲だったそうです。

Chains

「チェインズ」は、ジェリー・ゴフィン（Gerry Goffin）さん＆キャロル・キング（Carole King）さんによる曲で、ザ・クッキーズ（The Cookies）が歌っていた曲（1962年）です。

Boys

「ボーイズ（Boys）」は、ルーサー・ディクソン（Luther Dixon）さん＆ウェズ・ファレル（Wes Farrell）さんによる曲で、シュレルズ（The Shirelles）が歌っていた曲（1960年）でした。

Baby It's You

「ベイビー・イッツ・ユー（Baby It's You）」もまたシュレルズの曲で、こちらの作詞作曲は、クレジットは、「バーニー・ウィリアムズ」となっていますが、これはルーサーさんのことで、そして、マック・デヴィッド（Mack David）さん、バート・バカラック（Burt Bacarach）さんになります。バート・バカラックさんは、今年2月8日にお亡くなりになりました。

A Taste Of Honey

「蜜の味（A Taste Of Honey）」は、もともとは演劇「蜜の味」の曲で、ボビー・スコット（Bobby Scott）さんとリック・マーロウ（Ric Marlow）さん作曲によるインストゥルメンタルの曲（1960年）でした。

その後、ビリー・ディー・ウィリアムズ（Billy Dee Williams）さんが歌詞をつけて歌い（1961年）、さらにレニー・ウェルチ（Lenny Welch）さんがカバーしました。ビートルズがカバーしたのは、ウエルチバージョンの方だと思います。

Twist And Shout

「ツイスト・アンド・シャウト（Twist And Shout）」は、フィル・メドレー（Phil Medley）さんとバート・バーンズ（Bert Berns、後にBert Russel）さんによる曲で、1961年にトップ・ノーツ（Top Notes）がリリースしました。

ところが、あまり売れなかったようで、1962年にアイズレー・ブラザーズ（The Isley Brothers）がカバーしてこちらがヒットし、ビートルズはアイズレー・バージョンをカバーしたようです。

Please Please Me

ここまで来たらやっぱりビートルズが聴きたくなるかもしれませんので、どうぞ！

(by R)