見出し画像

本日の一曲 vol.115 サンタナ 哀愁のヨーロッパ (Santana: Europe (Earth's Cry Heaven's Smile), 1976)

サンタナの「哀愁のヨーロッパ」は、ギタリストなら一度は目を瞑って弾いてみたい曲です。

「サンタナ」というのはバンド名で、カルロス・サンタナ(Carlos Santana)さんが中心のバンドで「サンタナ」という名前なんだと思いますが、カルロスさんのギターは、サステインの効いた音なのに痩せることなく太い音が出るというのが特色だと思います。

カルロスさんのギターはやはりギタリストとしては憧れの対象となるところです。高中正義さんなどは、「たかなか」と「さんたな」とで音が似ていることから、リスペクトを込めたロゴを使っていますね😊


「AMIGO」のカバーより
「TAKANAKA ALL TIME SUPER BEST」のカバーより

その他、1970年代の「ギタリストが目を瞑って弾きたい曲」を3曲ほどご紹介します。まず、ジェフ・ベック・グループ(Jeff Beck Group)の「デフィニットリー・メイビー(Definitely Maybe)」です。ギターは、ワウをかけたオーバーダビングのツインリードになっています。

次に、ロイ・ブキャナン(Roy Buchanan)さんの「メシアが再び(The Messiah Will Come Again, 1972)」です。ジェフ・ベックさんの名曲「悲しみの恋人たち(Cause We've Ended as Lovers, 1975)」は、ロイさんに捧げられたものです。ロイさんは、返礼として、「マイ・フレンド・ジェフ(My Friend Jeff, 1976)」を送っています。

ロイさんは、1988年に公共の場で酩酊したことから逮捕され、8月14日、残念なことに、拘留先で不慮の死を遂げました。

最後に、ゲイリー・ムーア(Gary Moore)さんの「パリの散歩道(Parisienne Walkways, 1978)」を紹介します。ゲイリーさんは、「メシアが再び」をカバーしています(1989)。

(by R)


読んでくださってありがとうございます!サポートしていただけるととても嬉しいです!