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本日の一曲 ハイドン・シリーズ 交響曲第14番 誕生日 (Sinfonia No.14, 1762)

交響曲第14番は作曲年代が不明ですが、エステルハージ家副楽長時代の曲だと考えられています。スケール感小さめの交響曲です。「ミニチュア」交響曲とも呼ばれています。第2楽章が「誕生日」ディヴェルティメントと同じメロディーであり、誰かの誕生日だったんだろうと思います。

交響曲第14番イ長調(Sinfonia No.14 A Dur, Hob.I:14)
第1楽章 Allegro molto 「タンタッタッターン」という3拍子の印象的なリズムが印象に残る楽章です。
第2楽章 Andante オリジナルは、1750年代末に作曲されたディヴェルティメント(Hob.II:11)のフィナーレ「誕生日」だそうです。
第3楽章 Menuetto - Trio: Allegretto オーボエの少し悲しげな独奏が入り込みます。
第4楽章 Finale: Allegro フィナーレも3拍子(6/8拍子)の楽章で、フーガ(遁走曲、同じようなメロディーが時間差で出てくる)風です。

マックス・ゴバーマンさん&ウィーン国立歌劇場オーケストラの演奏です。

ちなみに、ディヴェルティメント ハ長調「夫と妻、誕生日」(Hob.II:11)です。

第1楽章

第2楽章「夫と妻」

第3楽章

第4楽章「誕生日」

(by R)

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