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本日の一曲 vol.147 THE BACK HORN コバルトブルー (2004)

THE BACK HORN は、2001年にメジャーデビューした日本のVo.G.B.Drの4人組のバンドです。本日ご紹介する「コバルトブルー」はギターの菅波栄純(すがなみえいじゅん)さんが作詞したもので、鹿児島県の知覧特攻平和会館で感じた特攻隊への思いを曲にしたということです。

この夜が明ける頃
俺達は風になる
勿忘(わすれな)の花びらを
舞い上げて吹き抜ける

闇の沈黙(しじま)に十六夜(いざよい)の月
季節が黒く血を流してる
潮騒の音 抜け殻だけを残して

変わらないこの世界
くだらねえこの世界
そんな事誰だって
子供(ガキ)だって知ってるさ

だけど俺達泣く為だけに
産まれた訳じゃなかったはずさ
ただひたすらに生きた証(あかし)を刻むよ 今

俺達は風の中で
砕け散り一つになる
辿り着く場所も
知らぬまま燃え尽きる

この夜が明けるまで
酒を飲み笑い合う
俺達がいた事を
死んだって忘れない

「めんどくせえなぁ 逃げちまおうか」
今更誰も口にはせずに
あどけないまま眠る横顔 震える胸

愛しさも淡い夢も
この空に溶ければいい
誰も皆コバルトブルーの風の中

さあ笑え 笑え
ほら夜が明ける 今

俺達は風の中で
砕け散り一つになる
大げさに悲しまずに
もう一度始まってく

俺達は…
俺達は風の中

ライブもすばらしいです。


(by R)


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