反出生主義について思うこと(途中から話がずれてきた)

始めに。この記事を書いている人は、反出生主義をあまり支持出来ない派ですので、不快になりそうな方は読むのをやめることをオススメします。

ただ、擁護する部分も書いていこうと思います。

ということで、こんばんは。

そして、お久し振りです。

前回の記事から一ヶ月以上空いてしまいましたが生きています。

先日、とある動画で反出生主義について取り上げられていました。

その中で、「反出生主義とは自分達が子孫を残さないだけで、それを他人に強要するものではない」と定義付けていました。

しかし、実際はTwitterを覗いてみるとこの思想を他人に押し付けている人が非常に多いです。

これは、ツイフェミと同じように反出生主義も一枚岩ではないということなのかな、と感じます(筆者はツイフェミとフェミニストは別物だと思っているので、敢えてツイフェミという表現をしました)。

まず私は子供にしろ何にしろ、他所の家庭に口を出すのはマナー違反という価値観なんですね。

なので、反出生主義を唱えるのなら自室だけにしなさいという考えです。

金は出さずに口だけ出すなんて一番嫌われるパターンですからね。

金を出せば反出生主義という考えを押し付けていいという意味ではないですよ。

私的に、反出生主義の方々を見ていると人生に絶望されている方が非常に多いです。

稀に、ご自身の人生を謳歌しつつ、でも自分の血は残したくないから子供は産まないという方はいました。

雑な言い方をすると、「子供を作るな!」というのは全人類を巻き込んだ、人生がどうにもならなくなったりクソつまらない毎日を過ごしている人達の八つ当たりだと私は受け止めています。

この世界はつまらない!だから、人類なんて滅びてしまえ!みたいな。

でも、厳しい言い方になりますが、はたから見たら多分、反出生主義を掲げている人達の方がきっとつまらない人間です。

ただ、反出生主義になるのも分からなくはないのです。

なので、つまらない人間になってしまった原因が彼ら、彼女らに全てあるとも思えません。

というか、思いたくないです。

というのも、私も元々部分的には反出生主義の思想を持っていました。

私は毒親持ちなので、「どうして産んだんだ!」と怒ったこともありますし、昔は子供を作る気も無くて、私的にここまではセーフだと思うのですが、問題はその後で、弟が結婚して子供を作ろうとでもした日には弟のことを◯すしかないと考えていました。

もう、うちの家の血は残すべきではないと思ってました。

環境って恐ろしくて、人間の思考はここまで歪むんですよ。

弟に直接そう言ったことはないものの、身勝手な思想を抱いたあたり、昔の私は今の私が毛嫌いしてる迷惑系反出生主義者そのものでした。

ただ、その対象が自分と弟だけなので狭い範囲ではありましたが、弟からしたらたまったものではありません。

ときに、「反出生主義者はギャーギャー文句を垂れ流している暇があったら幸せになる努力でもすればいいじゃん」的な意見を見かけますが、私はかつての私のように反出生主義者は追い詰められている人が多いと思います。

努力する余裕の無い人達っているんです。

努力出来なくて、この世界を呪うことしか出来ない人達っていて、少し飛びますがその末路がネットスラングの「無敵の人」です。

無差別に(実際は自分より弱い人を選んでいるけど)他人を傷付けたり、最悪◯してしまう。

私も一時期他人に物凄い殺意を持ったことがありましたが、◯すのを我慢するにも努力が必要なんですよね。

我慢することが努力っておかしな感じがしますけど、皆が皆人◯しを我慢出来るわけではありません。

だから、事件が起こってしまう。

閑話休題。

話がずれました。

ぶっちゃけ迷惑系反出生主義者は腹が立つし、迷惑だから私も叩いたりしちゃうんですけど、世界平和を願うのなら叩かない方がいいんですよね。

叩かれれば叩かれるほど人生に絶望して、道を踏み外す可能性が高くなるので。

ただ、反出生主義者がこちらに噛み付いてくる以上、ストレスが溜まるので叩くしかない状態で、永遠に解決することのない不毛な争いだと感じています。

投げた言い方をすると、相手方は「討論」「議論」と言ってても、こちらからしたら「難癖をつけられた」「言い合い」「喧嘩」レベルで討論や議論と呼べるものでもありません。

だらだら長く書きましたが、要約すると「自己責任論は人間を追い詰める」って話です。

反出生主義者の中には過激な発言をする方が多いですが、「お前が不幸なのは自己責任だ!」とはなるべく言いたくないものです。

私だって、「お前が病気になったのは自己責任!いつまでも親のせいにするな!」と言われたら頭にきます。

そして、そういうことを言う人ほど家庭環境は恵まれていたりするから、「努力出来ない環境がある」ということを失念している気がします。

ただなんというか……、また話はずれますが反出生主義、非モテ、インセル、ツイフェミなど俗に言う「拗らせている人達」に何度か、「貴方はこういう理由で煙たがられているよ」「そういうのは良くないよね」と自分でも噛み砕いて説明したことがあるのですが、見事に話の通じない人ばかりで、全員では無いですが頭の悪い人が多い印象を受けました。

例えば実際にあったのが、「多くの女性はナンパを嫌がります」と説明してた方がいたのですが、それに対して「迷惑をかけないナンパならいいでしょ?」と返答している方がいました。

そもそもナンパ自体が迷惑だと説明しているのに、それをどう説明しても伝わらない。

反出生主義者を叩いちゃう人がいるのもこういう理由や経験からではないでしょうか?

端的に言うと、話の伝わらない相手や自分と相手の知能に格差があると話してて物凄く疲れるんですね。

私もぶっちゃけ、自分を頭の良い人間だとは思っておりませんが、自分より頭の悪い人と話してると凄くストレスが溜まります。

説明しても説明しても理解してもらえない、って酷い苦行なんですよ。

で、関わりたくないから結局そういう相手から離れていく。

人が離れていくから更に孤独になる。

最後は犯罪者デビュー。

もう救いようのない負のループが完成されているんですよね。

なんだか結局、反出生主義者を叩く記事になってしまいましたね。

ただ、何度も書いておりますが、あの方々が拗らせた原因の全てが本人にあるとは思えません。

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