3・11に寄せて…東日本大震災から3年目の東北で感じた災害への備え
本当に多くの方が亡くなった東日本大震災から、今日で13年目。
東日本大震災から3年目の2014年に、私は縁あって、東北で被災した地域を回りました。いわき市、南相馬、相馬、仙台、石巻、福島、青森、釜石、気仙沼、大船渡、陸前高田、遠野、花巻、盛岡、郡山。
トップの写真は、石巻市の中心地付近にあった大型書店の建物跡です。
3年目ということで、新しい建物もかなり建っていました…、
少しずつ復興された街中にあったので、余計に切なくて。
いろいろな方に話を聞きました。
「3・11だけじゃなく、月命日も、いつも辛くて辛くて仕方ない」
「(メディアの)人々は、3・11だけ思い出したように来る」
「本当は、震災前から過疎化が進んでいて、東北は大変なんだ」
「だから、復興、復興と言うけど、元の街に戻すだけじゃダメなんだ」
と聞いて、何も言えなくて。。
石巻の石巻日日新聞社を訪れた時は、階段壁に張りだしてあった東北大震災直後の壁新聞に見入りました。2011年3月12日、13日、14日…。発行できないから、せめてもと張りだしたそうです。
今も、結びの言葉が見つかりません。
わずかでも自分にできることは、未来に向け、災害の準備を怠りないようにと思います。そうすれば、もしもの時に、少しでも誰かを助けられるから。
追伸:その節は、本当にお世話になりました‼