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紅葉ハイキング(払沢の滝〜浅間嶺〜蛇の湯温泉)

気持ちいい秋晴れが続いた日、
奥多摩に紅葉ハイキングに出かけてきた。

兼ねてから計画していた、払沢の滝から浅間嶺を目指し、蛇の湯温泉に浸かって帰るコース。
蛇の湯温泉は一度行ってみたかった東京都唯一の秘湯の会の温泉だ。


武蔵五日市駅を9時ちょうどのバスに乗る。ちょっと遅めのスタートだ。

満員のバスは、くねくねと山の中を進む。「払沢の滝入り口」のバス停でバスを降り、登山スタート。


バス停から15分、沢沿いの登山道を進む。沢がきれい、沢から吹き上げる、ひんやりした空気が気持ちいい。

とすぐに滝が見えてくる。

払沢の滝(ふっさのたき)

3段か4段に落ちているらしい。一番下の段は60mあるらしいが、ダイナミックというより、
紅葉とコラボして、優雅に静かに流れている。

日本の滝100選に選ばれているらしい

しばし佇んだら沢沿いの道を戻り、浅間嶺を目指して歩く。

戻る途中にあったかわいいカフェ

浅間嶺は標高903mの低山。
この日歩いた浅間尾根は、甲州古道と呼ばれ、江戸時代の生活道だったそうだ。

見晴らしのいい緩やかにアップダウンした道をのんびり歩く。天気が良くてあったか〜い。
秋冬の低山は、木々が葉を落として太陽の陽射しがたくさん届いて、意外と暑い。
上着を全てリックに入れて、景色と紅葉を楽しみながら歩く。

紅葉がきれい
柚子と山の尾根
お代官様も、この道を通ったんですね。(今は営業してません)
途中、針葉樹の林に入ったり

昔の街道の面影は全くなく、山の中の登山道。
それでも終始、緩やかなアップダウンで、初心者向けのハイキングコースだ。

2時間半程で、浅間嶺展望台に到着。

北側斜面が開けている。
今年、登り初めに登った大岳山が、間近に見える、その他御嶽山、日の出山、御前山、奥多摩を代表する山々が眼前に迫る。

「かっこいい山、いい眺めです!」

さぁっ、ランチダイムだ。
今日はうどんに卵を落として食べるよ。

青みに芹を用意してたのに、忘れた!
陽だまりでコーヒー

休憩してると冷えてくる。
あったか〜いうどんは、秋冬の低山ハイキングのお供に簡単で最高!

1時間、ランチしてコーヒー飲んで、まったりしてしまった。

展望台でおじさんが、声をかけてきた。

おじさん「山頂はここじゃないよね?」

私「その様ですね。ここは展望台って地図に書いてありますね。」

おじさん「山頂は別にあるって事だよね?」

私「地図ではそうなってますね。」

おじさん「何年度版の地図?」

私「2018年です」

おじさん「あ、おんなじだ。」

そんな会話の後、お先に失礼しますね。
と、下山を開始した。
地図上のもう一つの山頂は、どこだかわからなかった。
地図には展望がない、と書いてあるので、ま、、いいか!
と意識は温泉に向いていた。

さぁ下山。温泉、温泉。


朴葉がいっぱい、朴葉焼きが食べたくなる(笑)
落ち葉サクサク、楽しい💕

秋冬の低山は、木々の間からあったかい陽が入って気持ちいい。こんな山歩きが大好きだ。登山道の途中で昼寝したくなる。

道を間違えた場所


この標識通りに歩くと、舗装された林道歩きなのでつまらない。地図にある登山道を通って下山しようと、右の風張峠方面に向かった。

ここが道間違いのポイント。右に進むと、途中登山道は浅間嶺登山口への分岐があるはず、、、、
が、行く手には崖が、。、(2018年度版の地図には、道はある)


やば!道がない!
行く手は下の方へ切れ落ちている。崖っぷち。

どうする?ここまで下ってきたのに。


結局、
1時間の時間のロスをして、間違いポイントまで戻り、
温泉に着いたのは16時過ぎ、山の影に太陽が隠れて、ぐっと冷えてきた頃だった。

日帰り温泉1000円

あーよかった。日帰り温泉の時間に間に合った。
趣のある古民家、大好き💕

休憩場所
帰りのバスの時間が迫っていて、外でビール

秘湯の温泉だから、ヒノキの古びた温泉を想像していたが、湯船は石造で新しくきれいだった。
お湯は柔らかく、湯上がりはしっとりすべすべ。
自分の手がすべすべ滑らかで気持ちよかった。

泊まるとご主人手打ちの蕎麦が食べられるらしい。泊まってみたい素敵な温泉でした。


浅間嶺、春には桜がきれいなのだそうだ。
季節を変えて、のんびりとまた歩いてみたいいい山でした。


《注》地図は、新しいものを用意しよう!あのおじさんは、道間違えなかったかな?

赤のバッテン、この道はありませんでした!

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