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美味しい野菜が食べたい🥦🥬

私が小田原に、畑を借りて野菜を作り始めた理由は、

美味しい野菜が食べたいから。

私の父の実家は農家だった。
子どもの頃、おばあちゃんの家に遊びに行くと
「おー、よくきた、よく来た。」
と言って、畑からとうもろこしや枝豆を取ってきて、
大きな鍋で茹でて、食べさせてくれた。
枝豆は、名前のごとく、枝についたまんま。

それが、もう、甘くて美味しくて、
いくらでも食べられた。

ナスの味噌炒めや、
小松菜の胡麻和え、
じゃがいものバター炒め
里芋の煮っ転がし
ほうれん草のバターソテー

おばあちゃんの味を思い出すとキリがない。

夏になると、あの甘〜い枝豆が食べたくなる。
冬になると、トロトロになるまで炒めた、
ほうれん草のソテーが食べたくなる。

今、自分で食事を作るようになり、あの甘〜い枝豆は、どんなに上手に茹でても、
ブランドの枝豆を買い求めても、食べられない。

ほうれん草にいたっては、私は今、何を食べているのだろう?と思うほど、えぐみもない代わりに、甘みも旨みも、ほうれん草の香りもない物だ。

トマトは、もう何年もスーパーでは買ってない。母が地元の農家さんの物を送ってくれるのを、一年のうち、これから夏までのシーズン楽しみにしている。

何で、野菜の味が、こんなに変わってしまったのだろう?
いろいろ調べてみるうちに、

私達、消費者の好みにより、
形が整った物、きれいなもの。

生産者の作りやすさに合わせて
病気になりにくいもの、寒さや暑さに強いもの
早く育つもの、大量生産しやすいもの。

こうした都合に合わせて、野菜が品種改良され
昔から食べていた野菜とは、全く違う物になってしまったと言うことを、知ったのです。

今、私達が食べている野菜のほとんどは、

F1種


といって、人為的な交配によって作られています。

購入したF1種の種を撒いた時、1回は、タネの袋に乗っている写真の野菜が出来ますが、
その野菜から、種をとって次の年に、種まきをしても、1回目とは違う形の野菜が出来たり、姿形にバラツキが出たりするのです。

だから、毎年同じ野菜を作ろうと思ったら、毎年種を買わなければいけません。
その種は、美味しい野菜ではなくて、
作りやすく、交配されたもので、同じ子孫を残せない、奇形の種なのです。

子どもの頃、私が食べたほうれん草は、葉がギザギザして、肉厚な葉でした。
今見るほうれん草は、つるんとした丸葉で茎も細いものです。

子どもの頃食べた、ほうれん草と、そもそもが違うとわかったのです。

そして、子どもの頃食べた、美味しい野菜を食べるには、
昔から、種取りされ、育て続けられている

「在来種、固定種」

と言われる種を手に入れて、育てるか、
そう言った野菜を育てている農家さんから、直接手に入れるしかないと分かったのです。

幸い、ネットで在来種、固定種の種を専門に扱っている種屋さんは、すぐに見つかりました。
埼玉の飯能の「野口の種」です。

もともと自然が大好きで、採れたて野菜を畑でそのまま食べるおいしさも、知っています。

迷わず、自分で育てようと思いました。

そして、私も種取りしたい!って。

そこから、畑探しが始まったわけです。

今のところに畑を借りて、
去年種取りした、小松菜、のらぼう、辛子菜は、栄養のない山間の畑で、去年よりよく育ちました。
今年も、菜の花がたくさん咲いて、種取りも出来そうです。

ただ、難しい野菜もあります。
ほうれん草

去年は、ちょろっと芽が出たと思ったら、
とけて、なくなってしまいました。
今年は、芽が出て7、8センチくらいに育って
今年はいいなーと思っていましたが、
それ以上大きくならず、この暖かさで蕾が立ってしまいました。

うーん、美味しいほうれん草は、また来年。

一方、今年新たに作った春菊は、優秀で
お鍋に、胡麻和えに、天ぷらに、何度も食べて、そして最近花芽を持ってきました。
種取りして、来年も育てられそうです。

在来種、固定種の野菜は、野菜本来の味でとっても美味しい。
そして、何より肥料を使わなくても育てやすい。
家庭菜園には、とてもオススメです。

そして、今日は、去年種取りしたスナップエンドウの花が咲いていました。
今年も甘〜い、スナップエンドウがたくさん食べられそうです。


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