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技術とは試行錯誤です。多数のトライが重要^^

 そこに参入するエンジニアの数が大事なのです。だから単純でわかりやすい技術が成功する。量子力学は………難しいと思います^^;

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 電話の最初の発明者はグラハム・ベルではない。同時期に何人もが思いついている。記録が残っている、つまり特許申請をした件数だけでも数人いる。記録がない、もしくは記録が発見されていない「発明者」は、その数十倍いるでしょう。でも彼らは実用化しなかった。あるいは、できなかったのです。
 そして歴史に残るのは、実用化し、商業的に成功した人だけです。つまり一つの成功の影には数百人の技術者がいます。おそらくは。

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 白熱電球も同様。商業的に成功したのがエジソンであって(以下略)。
 コンピューター、蒸気機関も同じです。

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おまけ
 科学の世界も似たところがあります。
 例えば特殊相対性理論ですが、少なくともポアンカレは、同じ事を考えていた。ローレンツ変換は、物理学者の間では周知でした。いち早く、わかりやすい論文にまとめ、主要学者に認知させたのがアインシュタインだったのです。
 敢えて言うなら、アインシュタインよりも先に論文を提出した人がいたかも知れない。しかし、学生がローカルな学会誌に投稿したならば、無視されたでしょう。そういう事があったかどうかは知りようも無いです。

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