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厳罰主義は有効なのかも。偽札は無期懲役もあり。

 私は基本的に厳罰主義には懐疑的です。多くの犯罪者は未来予測能力が無く、刑罰を恐れて犯罪を思いとどまる事は無いらしいからです(注1)。

注1:私は懲役刑の価値は、危険人物の社会からの排除だという意見です。更生も復讐も犯罪抑止も二の次です。

 でも、紙幣偽造と偽札使用は滅多にない犯罪です。そして刑罰は異例に重い。やっぱり犯罪には厳罰で臨むのが良いのかな?
 あるいは知能犯ならば厳罰が効果的なのかも。

 その一方で、米国では偽札が多すぎて20ドル紙幣より上は、実質的に使用不能だとか。まあ、ドル紙幣の偽造は世界中で行われてますからね。北朝鮮では国の事業らしいです^^;

 あと、中国ではそもそも紙幣が使えないらしいw。だから世界に先駆けて、電子決済が普及しましたw

 紙幣偽造は良く分からない世界です。日本の紙幣の信用は、世界でもダントツです。これほどまでに自国紙幣を信用しているのは、日本人だけみたいです。なぜなのだろう?^^

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第148条【通貨偽造及び行使等】
(1)行使の目的で、通用する貨幣、紙幣又は銀行券を偽造し、又は変造した者は、無期又は三年以上の懲役に処する。 (2)偽造又は変造の貨幣、紙幣又は銀行券を行使し、又は行使の目的で人に交付し、若しくは輸入した者も、前項と同様とする。

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