ETERNAL WIND

静かに風が鳴る 呼び起こす目覚めと
鳥は音を立てず 青空を羽ばたく
その線は優雅に 海の上さえすら
点と点をつなぎ 愛をユダとせずに

まごころを、君に 残せるために
今 虚ろな目を見開け

風よ凪ぐな 誇り高く
翼をひろげさせてくれ
今すぐにでも
風に乗せて 雲を割って
足を崩すなかれ 立っていろ
ETERNAL WIND

神聖な海へと 還るのは使命で
鳥はいつか墜ちる それでも空を行く
マティアは空いた席に座りほくそ笑む
愛は此処にあると 言いたげな視線で

真実の死とは 空の彼方で
今 おもむろに鎮めど

風よ吹けよ 色を付けて
羽根をけして剥がさないで
導く天へ
風は唸れ 翼はある
首を傾(かし)げるのは 意味深(いみぶか)な
ETERNAL WIND

正義とはなんぞや 悪とはなんぞや
知ったかぶりな者が鳥を撃つ

風よ靡け 誇り高く
優美な姿は尊い
鳥のひたむき
風を巻いて 海を鳴らせ
本物の愛を染めあげ
今すぐにでも
風は止まぬ 雲を流し
鳥の羽ばたき 今 止めるなよ
ETERNAL WIND

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