100本分の薔薇の花束

被害妄想が片っ端から 蝕(むしば)んでいく全身を
身体の穴から入り込むカルディアに喰い荒らされる
自分のせいにしてれば安心 案の定 心傷付けて
どんなに愛してる言われるより 何千回の謝罪を選ぶ

だって 散々言われてきてるのに
自己愛をどう見つけたらいいかわからないから

100本の薔薇をありがとう
その気持ちはワクワクさせるけど
37階の屋上から
100本分の薔薇のはなたばを

本当の愛かどうかわからない愛が後ろ髪を晒す
どうぞ引かれてくださいと見せてくれるけど
二つ目の口がかっ開(ぴら)いて 喰らってくるでしょ

約500万個の毛穴から 放出される自己憐憫(れんびん)
古い角質を取るガラ・ルファも見抜きもしない有様
どん底に落ちてれば楽なこと 教育はまさに賜物で
抱擁という体温よりさえ 血生臭い攻撃を好む

だって 狂ったよに撃たれてるから
優しくされるほうが何よりも恐怖に堕ちる

100本の薔薇をありがとう
棘付きの茎を持って 笑って
フェンスを越えて風に預ける
100本分の薔薇のはなたばを

100本の薔薇をありがとう
手から流れる血を滴らせ
夜に落ちながらの私から
100本分の薔薇のはなたばを

37階から下るまま
100本分の薔薇のはなたばを…

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