知らないふりはもうやめて
真実の向こうは見えなくても
真上の雲が溶けていく
そんな寂しさなんて与えないで
真実なんて そんなのいらないから

私を抱いて 抱いて 思いきり 泣かせて
それだけでいい あったかくなれるなら
恋まで どうも遠くたっていいから
おねがい 抱いて 抱いて 思いきり 泣かせて
あなたがいいの 匂いにホッとさせて
愛にやさしく包まれたい

いつになく振り返っても
過去は過去と投げ捨てないでいて
思い出を陽に当ててほしい
いつか悔しさは来ると知ってても
今はまだだと そう思わせてほしい

私を抱いて 抱いて 思いきり 泣かせて
心地好い風 それよりも心地好い
恋なら どこか吹かれても仕方ない
おねがい 抱いて 抱いて 思いきり 泣かせて
あなたの胸で 温度に寄り添わせて
愛と景色を感じたくて

私の知らない真実の向こう側
あなたの癖を見抜いても黙っているから
嘘を突き通して
それでもあなたに愛されるふりをして
サヨナラを少しでも遠ざける

私を抱いて 抱いて 思いきり 泣かせて
見える空は 青から灰色になり
恋へといつも侵食していくから
おねがい 抱いて 抱いて 思いきり 泣かせて
あなたがいいの 匂いにホッとさせて
あなたの胸で 温度に寄り添わせて
愛にやさしく包まれたい

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