Autant en emporte le vent

人差し指にとまる赤トンボ
懐かしいなって笑い合える
久しぶりに帰った故郷(ふるさと)に
もう私の居場所ないけど

棄ててしまった私が悪いけど
棄てなきゃ生きていけなかった時代

今の洋服を着て 思い出も棄てた

風と共に去りぬ 私の姿がある
愛に出逢えるときに あぜ道に佇んで

あなたを待っている

畑のキャベツの葉の裏側に
モンシロチョウの卵を見てる
背中で感じる瞰(にらみ)の視線
父の怒鳴り 親不孝者

昔の姿はもう何処にもない
面影もないのに気付いてくれた

だけど素直になれず いつ以来だろう?

風と共に去りぬ 親子げんかの果てに
愛を彷徨った日々 思い出し さようなら

家族に手をふって

夕焼けが覗く頃 カラスの鳴き声

風と共に去りぬ 私の歴史がある
愛を信じて生きて 故郷(ふるさと)をまた棄てる

家庭を築きたい、と

風と共に去りぬ 泪をムダにしない
愛を抱えて生きて 未来へと踏み出すの

最後まで ひとりで…

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