でも。

でも、ひとつだけ云わせて
私はあなたの台詞に傷付いていた
何食わぬ一言でも、
私は好きだけで必死に耐えていた
恋に盲目ではなく
好きだから 慣れようと私は飲み込んでは

なんとか なかったことにしようとしたけど
あなたはそうね 私に伝えようとしてたのね

そう思えば すべての辻褄が合う
あなたの気持ちと私の気持ちだけじゃない
問題はかなり山積みだったこと
でも最後に聞いて、あなたに耳がなくても
この時間の答えはあなたが選んだこと

振り返らなくても あなたは過去になる

でも、ひとつだけ云わせて
実際はぜんぶ私の胸のうちでも、
小雨は大きくなって
豪雨として何もかも押し流すけど
その中で見つめ合い
あなたの声で真相を聞いてみたかった

あなたが私を置いて さっさと逃げだした恋に
自分を恨んでも 泪はなぜだか流れない

笑えてれば それで良かった関係
暴れ狂う天候のように変わってった
急変した裏のことは聞かない
でも最後に聞いて、あなたに口がなくても
嫌ということは最初から云えたはずだよ

恋が知られたとき 反応が変わった

違う道を辿るふたりだから仕方ないよね
大丈夫 あなたの台詞は私の傷になって残るから
あなたは私を忘れても 私は忘れられない

いつものこと そう思えば楽だから
あなたはけして何一つも悪くないから
先に恋に落ちたほうが負けだから
でも最後に聞いて、あなたに声がなくても
この恋は何事もなく終っていたのよ

生きていく道は ふたりとも違うから…

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