月曜日を頂戴

私はけして孤独じゃない
抱かせる男なら数知れず
ここは日本でもどの街とも違う
知る人だけが来るナイトタウン

私はパパを悦ばせる為に どんな男とも寝るわ
技術は経験で学ばなきゃね すべてはパパのため

家族がいても 日曜ダメでも
子どもに見せるその笑顔が欲しい
その笑顔が見られるなら 私
どんなことでもすると決めた

私の不貞に遠慮せず
群がる男なら数知れず
ここは日本でもどの街とも違う
「全員 私が相手してやる」

心はパパに置いたままにして 順番に抱かれてやる
念の為 私は少年少女 ナイトクラブのダンサー

パパを愛して 本気になって
愛することに鈍感な私が
キスした男は死んでしまうの
キスはしたくない させないで

キスを欲しがる パパにはあげる
だから代わりに月曜日 頂戴
辺鄙(へんぴ)な身体が女として潤わせてくれるなら

パパの為にと 外人に抱かれ
やはり私のキスは死の接吻
パパと踊り狂った夜の埠頭
海に落ちたパパを見捨てて

愛することに鈍感な私は
愛することに鈍感なままだった

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