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仮面ライダーゼロワン~アーククライシス第1章~第4話「刃唯阿に迫る最悪の敵を止めるために仮面ライダーエデンことエスが奇跡の復活を遂げる!」

前回のあらすじ仮面ライダーゼロワンこと飛電或人が地球に帰ってきた。その理由こそ再び活動を再開した人工知能アークを止めるためだった。そして出迎えてくれる約束をしていたイズが何処にもいないことに違和感を覚えた或人が仮面ライダーバルカンこと不破諫や仮面ライダー滅こと滅に尋ねるとイズは或人がいなくなってから飛電インテリジェンスを守り抜いていたことが明らかになるのだった。そして滅達のアジトに姿を現したイズと再会を果たした或人だったがそこに不破の姿をコピーしたアークとアズまでもが現れた。そして或人を排除しようとしていたアークが仮面ライダーアークゼロに変身したことから或人も飛電ゼロワンドライバーを使って仮面ライダーゼロワンメタルクラスタホッパーに変身した。そしてアークゼロの攻撃を全て受け止めた上でメタルライジングインパクトでアークゼロを撤退させることに成功した。一方、仮面ライダーバルキリーこと刃唯阿は1人でアークを探しながら林の中を走っていたのだった。

唯阿「ここまで来ればあのリオンとかいうザイアのCEOは追ってこないだろ。」

そんなことを1人で呟いていた唯阿のスマホに1本の電話が入るのだった。
唯阿「ん?誰だ、不破?」
不破「よう、刃。久しぶりだな。」

唯阿「不破、お前生きてたのか?」
不破「まあな。俺だって死んだとは思ったが今は滅亡迅雷の基地で滅とイズ、社長と一緒だ。そっちはどうだ?天津の野郎と一緒なんだろ?」
そう聞いてきた不破に唯阿は仮面ライダーサウザーこと天津垓の身に起きたことを話した。
唯阿「実は天津垓は行方不明なんだ、不破。」
不破「なんだと?何があったんだ、刃?」
唯阿「天津はザイアから派遣されたリオン=アークランドという男に私と遭遇すると奴を止めるために戦った。しかし、それ以来天津とは音信不通なんだ。」
不破「そうだったのか。」
唯阿「ああ。」
そして唯阿は不破にアークの事について尋ねると不破から意外な答えが帰ってきた。
唯阿「それで不破、1つ聞きたいことがあるんだが。」
不破「なんだ?」
唯阿「お前、アークがどこで活動をしているか知らないか?」
不破「知ってるぞ。」
唯阿「何処にいる?教えろ、不破!」
不破「俺も社長も戦ったぞ、滅亡迅雷の基地でな!」
唯阿「な、なんだと?それは本当か?なら…そっちに行けばアークは現れるんだな?」
不破「ああ。」
唯阿「分かった。すぐに向かう。」
そう告げて唯阿はスマホを切り、滅亡迅雷netの基地に向かおうとした矢先、目の前に1人の男が現れたのだった。
?「我らの楽園にお前らは必要ない!」
唯阿「お、お前は!」
ベル「我が名はベル。楽園エデンの新たな創造主だ!」

そこに現れたのはかつて或人や仮面ライダーゼロツーことイズによって倒されたはずの仮面ライダールシファーことベルだった。
唯阿「お前は飛電或人とイズに倒されただろ!楽園などもう存在しないはずだ!」
ベル「お前ら人間を支配するために俺は新たな楽園、ニューエデンを作るために復活したんだからな!」
唯阿「ニューエデンだと?ふざけるな!」
ベル「お前ら人間など必要ない。我々ナノマシンで生まれたものたちでこの世界を支配するのだ!」
そんなことを話したベルの目の前にあの男が姿を現した。
?「まだそんなくだらない夢を見ているのか、お前は。」
ベル「貴様はエス!何故、ここに。」
唯阿「嘘だろ、お前はナノマシンと共に消えたはずだ!」
エス「ああ。確かに俺はナノマシンと共にこの世界から消えた。だが何故か俺は再びこの世界に帰ってきた。いつまでも俺の真似をする馬鹿な…元信者を止めるためにな!」

そう告げてベルの前に立ちはだかったエスは唯阿を逃がすために告げた。
エス「早く行け。そしてもし会えたら飛電或人に伝えろ、俺はこの世界に帰ってきた。今度はお前と共に…この世界をアークから守り抜くと。」
唯阿「分かった、頼んだぞ!」
エス「ああ。」
そして街に向かって走り出す唯阿を捕まえようとしたベルにエスは叫んだ。
ベル「待て!」
エス「ベル!お前の相手は俺だ!」
ベル「エス。あんたはもう必要ない!これからは俺の時代だ!」
そう告げてベルは腰にエデンドライバーを装着した。
『エデンドライバー!』
『ルシファー!』
ベル「変身!」
『プログライズ!アーク!』
『“Thecreaterwhochargesforwardbelievinginparadise.”』
『“OVERTHEEDEN.”』

そしてベルは仮面ライダールシファーに変身した。
エス「ベル…貴様!」
そう告げてエスは腰にエデンドライバーを装着した。
『エデンドライバー!』
『エデン!』
エス「変身!」
『プログライズ!アーク!』
『lmagine…ideal…illusion…』
『EDENtheKAMENRIDER!』
『“ThecreaterwhoChargesforwardbelievinginParadise.”』

そしてエスは仮面ライダーエデンに変身した。
エデン「来い!」
ルシファー「エス、お前に引導を渡してやる!」
そう告げてお互いに走り出し、強烈なパンチを繰り出したがルシファーのパンチを交わした上で放たれたエデンのパンチを食らったルシファーは地面を転がった。
ルシファー「き、貴様!まさか!」
エデン「どうやら前より強くなったらしいな。これが正義の力か。」
そう告げて立ちはだかるエデンに対してルシファーは再びパンチを繰り出すがエデンには大したダメージにはならなかった。
ルシファー「な、何故だ!お前より俺の方が楽園の創造主に向いているのに!」
エデン「良いか。いつまでも楽園などという下らない夢を語るうちは俺には勝てないんだよ!ハアッ!」
そしてエデンによる強烈なパンチとキックを食らったルシファーは吹き飛ばされたのだった。
ルシファー「貴様、許さんぞ!エス!」
そう告げて立ち上がったルシファーはサウザンドジャッカーを召喚して強烈な斬撃を放つのだった。
ルシファー「こいつを喰らえ!ハアッ!」
しかしルシファーによる斬撃を受けたエデンだがナノマシンの力でダメージを修復したのだった。
ルシファー「な、なんだと?俺の攻撃を修復した?なぜお前の攻撃を私は修復できないんだ!」
エデン「それはお前のナノマシンの状態が旧式であり、俺が新型だということだ!」
そう告げてエデンもサウザンドジャッカーを召喚するとゆっくりとルシファーに近づくのだった。
エデン「一気に行くぞ!ハアッ!」
そしてエデンはサウザンドジャッカーによる強烈な斬撃を放ち、ルシファーに強烈なダメージを与えた。
ルシファー「グハッ!」
エデン「まだまだ!ハアッ!タアッ!」
そしてエデンはサウザンドジャッカーによる強烈な斬撃を繰り出しルシファーは地面を転がった。
エデン「こいつで終わりだ!ハアッ!」 
『ヘルライズ!サウザンドブレイク!』
そしてエデンはサウザンドブレイクを発動し地面に大爆発を巻き起こし、ルシファーは吹き飛ばされた。
ルシファー「グハッ!」
エデン「死ね」
『エデンインパクト!』
エデンドライバーにエデンゼツメライズキーを押し込みエデンインパクトを放ち、それを食らったルシファーは変身を解除した。
ベル「お、覚えてろよ!エス!次は負けないからな!」
そう告げて逃げ出すベルを見届けて変身を解除したエスは行動を開始した。
エス「さて、会いに行くか。飛電或人に…」

次回予告
滅亡迅雷netのアジトに隠れていた仮面ライダーバルカンこと不破諫、仮面ライダーゼロワンこと飛電或人、秘書型ヒューマギアのイズの目の前に再び不破の姿をしたアークとアズが現れた。そしてアークの野望を止めるために遂に仮面ライダー滅こと滅が立ち上がる!次回仮面ライダーゼロワン~アーククライシス第1章~第5話「ヒューマギアの未来を守るために仮面ライダー滅こと滅がアークの前に立ちはだかる!」




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