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ライダークロニクルSEASON1第7話「ライダーの世界にザンギャック襲来!そしてあの宇宙海賊もやって来た!」

前回のあらすじ
海外から日本に数年ぶりに帰ってきた仮面ライダーレーザーこと九条貴利矢。そんな彼はかつて仮面ライダーゲンムこと檀黎斗の暴走を止めるために最後の戦いとしてゲンムと戦い、雨の中倒すことに成功した。それから毎年、貴利矢は罪滅ぼしのために黎斗が消えた場所に咲いた小さな花とその道に墓参りとして毎年花束を起きながら自身の身に起きた事を話していた。そんな中、貴利矢は蔓延するゲーム病を止めるために監察医を辞めてゲーマライダーとして活動するために日本に帰ってきたのだった。そんな中、街中で貴利矢は電話をしていた齋藤飛鳥とぶつかってしまった。そして飛鳥と交流を交わしていた貴利矢の目の前にギリルバグスターこと武田上葉が目の前に現れ、貴利矢が持っているプロトガシャットを回収しようとしたがそれを阻止するためにゲーマドライバーと2本目の爆走バイクガシャットを使って仮面ライダーレーザーターボに変身した貴利矢はギリルバグスターとの戦闘に突入した。そしてお互いに一進一退の攻防を見せるがレーザーターボの必殺技である爆走クリティカルストライクをギリルバグスターは刀で吹き飛ばすのだった。しかし、レーザーターボはプロトジェットコンバットガシャットを使い、プロトコンバットゲーマーに姿を変えた。そして空中戦を利用してギリルバグスターを追い詰めると必殺技であるジェットクリティカルストライクを放ち、ギリルバグスターを撤退させることに成功した。そんな中、ビルの屋上に突如として消滅したはずの黎斗が姿を現し、人間として復活した事を宣言したのだった。

マーベラス「ここがライダーの世界か。フッ、まさかあの男、門矢士に助けられる日が来るとはな。」

彼はキャプテン・マーベラス。地球をザンギャックの魔の手から救うために戦ったスーパー戦隊、海賊戦隊ゴーカイジャーのリーダー、ゴーカイレッドでもある男だった。そんな彼が何故この世界にやってきたのか?それは一ヶ月前に溯る。

マーベラス「今から一ヶ月前、俺の仲間はある人物によって目の前から消された。そいつの名はバスコ。昔は俺と同じ赤の海賊団の一員だった。しかし、あいつは俺の目の前でアカレッドを手にかけると俺の仲間を執念深く追いかけて俺の仲間を消した。そして何もかも絶望した俺の目の前に再びバスコが現れた。」
バスコ「マーベちゃん。もう逃げるのやめなよ。」

マーベラス「バスコ。今度は俺を消しに来たのか?このクソ野郎が!」
バスコ「そんなに怒んないでよ、マベちゃん!いやマーベラス!そんなに消されたいなら…消してやるよ!」

マーベラス「そう告げて俺の目の前であいつは怪人態になり、襲いかかって来た。俺は斬られる、そう思ったが目の前に謎の壁が現れ、あの男がやって来た。」
士「大丈夫か?キャプテン・マーベラス。」


マーベラス「門矢士、なんでお前がここにいる?」
士「たまたま通りすがった世界がここだっただけだ。それ以外に理由はない。」
バスコ「誰だ、お前?」
士「通りすがりの仮面ライダーだ。覚えておけ!」
マーベラス「そして士は仮面ライダーディケイドに変身してバスコを撤退させた。そしてザンギャックがライダーの世界に侵略を開始したことを俺に告げた士はこんなことを俺に話した。」
士「ザンギャックはライダーの世界に行った。お前はあいつらを追え!俺たちと世界を救い生き残るんだ。お前の仲間を助けるためにもな!」
回想終了
マーベラス「こうして俺はこの世界にやってきた。全ての戦隊、レッドから追加戦士までの全てのレンジャーキーに仮面ライダーのレンジャーキー。これだけあればバスコにも勝てる!」
そんなマーベラスの上をザンギャックの戦艦が飛び去って行った。
マーベラス「ほう。お出ましか!」
そしてマーベラスがザンギャックの戦艦を追いかけ始めた頃、街では一人の女性が歩いていた。
桃子「はあ、祐希ちゃん絶対桃子のこと待ってるよね。祐希ちゃんにヤギのストラップ買うのに悩んでたなんて恥ずかしくて言えないよ。」

大園桃子は同じ乃木坂463期生である与田祐希との待ち合わせ場所に急いでいたがそこにバスコが立ち塞がった。
バスコ「お嬢さん、ちょっといいかな?」
桃子「はい?あの…桃子急いでて…」
バスコ「なら、君を人質にしたら仮面ライダーは来るのかな?」
桃子「あの…なんなんですか…美波ちゃん…祐希ちゃん…桃子、怖い…」
バスコ「その顔だよ!恐怖に慄くその顔、あいつそっくりだ!」
そう告げてゆっくり桃子に近づくバスコに1発の銃弾が放たれ、バスコは避けた。
バスコ「この銃弾、まさか!」
マーベラス「そこまでだ、バスコ!これ以上お前に地球を汚させはしねぇ!」
バスコ「マベちゃん、来たの?でも俺さ、マベちゃんとまだ戦う気ないから…やっちゃってイーガロイド!」
イーガロイド「任せろ!」

そしてイーガロイドを召喚したバスコは戦艦に乗って消えた。
マーベラス「バスコ!チッ、あの野郎!おい、大丈夫か?」
桃子「は、はい。あの…貴方は?」
マーベラス「俺は…通りすがりの宇宙海賊だ!」
桃子「宇宙…海賊?」
マーベラス「ここは危ないから下がってろ!」
桃子「はい!」
そして桃子を逃がしたマーベラスは懐からモバイレーツとレンジャーキーを取り出した。
マーベラス「ゴーカイチェンジ!ハアッ!」
『ゴーカイジャー!』

ゴーカイレッド「派手に行くぜ!」
そしてゴーカイレッドに変身したマーベラスはゴーカイガンで銃撃を放つがイーガロイドはイーガブレードで防ぎ、強力な斬撃を放つがレッドはゴーカイサーベルで弾き飛ばした。
イーガロイド「やるな、宇宙海賊!」
ゴーカイレッド「お前もな!ハアッ!」
そして今度はゴーカイガンとゴーカイサーベルの連続攻撃で攻めるがイーガロイドは全て切りかえしイーガブレードで切りつけた。
ゴーカイレッド「ウワーッ!」
イーガロイド「なるほどな。そういう戦法か!だが貴様の攻撃は当たらんぞ!宇宙海賊!」
ゴーカイレッド「なら、一か八か試してみるか!」
『ファイナルウェーブ!』
ゴーカイレッド「ゴーカイレッドスクランブル!ハアッ!」
ゴーカイガンの銃撃にゴーカイサーベルの斬撃を合わせる技であるゴーカイレッドスクランブルを放つもイーガロイドはイーガブレードで防いだ。
イーガロイド「残念だったな、喰らえ!クロスバースト!」
ゴーカイレッド「ウワーッ!」
そしてイーガロイドの必殺技であるクロスバーストを食らったゴーカイレッドは地面を転がるがすぐに立ち上がりレンジャーキーを取り出した。
ゴーカイレッド「目には目を歯には歯を…剣には剣だ!ゴーカイチェンジ!」
『デーカレンジャー!』
そしてゴーカイレッドはデカマスターのレンジャーキーを使い、デカマスターに変身した。

デカマスター(ゴーカイレッド)「百鬼夜行をぶった斬る!地獄の番犬!デカマスター!」
イーガロイド「忌々しい姿を!ハアッ!」
そしてイーガロイドはイーガブレードで切りかかるがデカマスターはディーソードベガで受け止め強烈な斬撃を放った。
イーガロイド「グハッ!」
デカマスター(ゴーカイレッド)「ほう。こいつがディーソードベガの力か。気に入ったぜ!」
イーガロイド「なめやがって!クロスバースト!」
そしてイーガロイドが放ったクロスバーストを交わしたデカマスターは必殺技の態勢に入った。
デカマスター(ゴーカイレッド)「甘いな。だがこいつで終わりだ!ベガスラッシュ!」
そしてデカマスターのベガスラッシュを受けたイーガロイドは爆発し、デカマスターはマーベラスの姿に戻った。するとそこに騒ぎを聞きつけた梅澤美波、仮面ライダー鎧武こと葛葉紘汰、白石麻衣、仮面ライダードライブこと泊進ノ介が駆け付けた。
美波「桃子!」

麻衣「桃子ちゃん!」

桃子「白石さん、美波ちゃん!」
美波「大丈夫?怪我は?」
桃子「大丈夫だよ。宇宙海賊さんが守ってくれたから。」
美波「宇宙」
麻衣「海賊?」
紘太「あんた、何者だ?」

進ノ介「どこから来たんだ?」

マーベラス「俺はキャプテン・マーベラス。通りすがりの宇宙海賊さ。」
そして自己紹介をするマーベラスを遠くからあの男が見ていた。
士「ようやくお前もこの世界に馴染めるかもな、マーベラス。さて、俺もそろそろ動くか。」

次回予告
ゴーカイレッドことキャプテン・マーベラスがライダー世界に来たその頃、人間として復活を果たした仮面ライダーゲンムこと檀黎斗はとあるガシャットの開発に動いていた。そんな中、街では復活したグラファイト、ラヴリカと共にクロノスに洗脳された仮面ライダーパラドクスことパラドが自身の闇である仮面ライダーダークパラドクスことダークパラドと共に暴れていた。前回の戦いで疲れていた仮面ライダーレーザーターボこと九条貴利矢に代わり戦場に降り立った黎斗はそこで人を守るという事の真の意味を知るのだった。次回ライダークロニクルSEASON1第8話「暴れ回るパラドを止めるため、人々を守るためにゲンム、覚醒!」





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