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ライダークロニクルSEASON1~破壊者と欲望と神と狐~第4話「帰ってきた泊進ノ介!しかし、ベルトさんはまだ…」

前回のあらすじ
沢芽市から離れて始まりの男として活動していた仮面ライダー鎧武こと葛葉紘汰と始まりの女こと高司舞の目の前に消滅したはずのオーバーロードの王、ロシュオだった。そしてロシュオは再び地球と人類が支配すると宣言したロシュオは沢芽市にインベスを送り込んだ。そして、インベスを倒すために数年ぶりに沢芽市に帰ってきた紘汰はいつもの格好ではなく始まりの男、葛葉紘汰としてビャッコインベスと相対した。そしてビャッコインベスは乃木坂46のメンバーである梅澤美波を助けるために仮面ライダー鎧武に変身してビャッコインベスを倒した。そして、紘汰は美波と行動を共にして沢芽市に現れたインベスを倒すことにしたのだった。

紘汰「まさかこんな可愛い子がアイドルとはな…」

美波「可愛いだなんて…嬉しいです。紘汰さんはこの街、出身なんですよね?」

美波の問いに周囲が振り返るのも気にせずに紘汰は答えた。
紘汰「ああ、沢芽市は俺が生まれ育った場所だ。そして色んなことがあった場所でもある。」
美波「そうだったんですね。」
紘汰「ああ。」
そして始まりの男となった紘汰は今までの記憶を思い出していた。初めて鎧武に変身したこと、仮面ライダーバロンこと駆紋戒斗に会ったこと、そしてオーバーロードとの戦い、駆紋戒斗との地球の未来を掛けた最終決戦、そして始まりの男となって仮面ライダー龍玄こと呉島光実、仮面ライダー斬月こと呉島貴虎に地球を託したあの日、そしてメガへクスを倒すために貴虎、光実、復活を果たした戒斗と戦ったラストバトルを思い出していた。そんな中、沢芽市の平和な街に大きな声が響くのだった。
?「もう!私がイヤリング落としたんですからもう少し興味持って探してくださいよ!」
?「だから探してるだろ?あまり怒るなよ…」
?「なんなんですか、その言い方は!」
?「はあ?言い方なんか関係ないだろうが!」
美波「あれ?白石さん?」
紘汰「おーい、進ノ介!何やってんだ!」
美波と紘汰が見たのは大きな声で言い合いをする白石麻衣と仮面ライダードライブこと泊進ノ介だった。
進ノ介「あれ?あんた…紘汰、いや神様か?」

麻衣「あれ?美波ちゃん?美波ちゃんだ!」

美波「白石さーん!」
紘汰「紘汰でいいよ。まあ、お前にこの姿を見せた俺にも責任はあるんだけどよ。」
進ノ介「元気そうでなによりだよ。」
紘汰「お前もな。」
美波は麻衣、紘汰は進ノ介と再会を果たしながら話をしているといきなり麻衣は紘汰を見て叫んだ。
麻衣「キャー!な、何?美波ちゃんの後ろにいる変な人!」
美波「変な人じゃないですよ、この人は葛葉紘汰さん。今は神様として地球を見守っているそうですよ。」
麻衣「は?神様…てか、本当に神様っているんだ…あ、私は白石麻衣です。美波ちゃんの先輩で元乃木坂46のメンバーです。宜しくお願いします。」
紘汰「改めて葛葉紘汰だ。地球を見守る神様でありながらアーマードライダー鎧武として活動してるんだ。宜しくな!」
美波「あの、貴方は?」
進ノ介「俺は泊進ノ介。麻衣さんのボディーガードを務めている刑事です。仮面ライダードライブ…と言っても今はライダー休業中なんですけどね。」
美波「休業中…?そうなんですね…私は梅澤美波です。乃木坂46のメンバーでキャプテンやってます。宜しくお願いします。」
そんなことを話していると重加速現象が起きた。
麻衣「え、何?」
美波「気持ち悪い…」
紘汰「これって!ハアッ!」
進ノ介「来い!デッドヒート!」
麻衣と美波は重加速現象についていけなかったが、紘汰は神の力を駆使して重加速の中でも動き、進ノ介はシフトデッドヒートを呼び出し、その手に掴むと麻衣と美波の手に触れさせた。
進ノ介「これで良し。」
麻衣「ありがとう。」
美波「助かりました。」
そして進ノ介が見つめるその先にアイアン・ロイミュードが現れたのだった。
アイアン・ロイミュード「見つけたぞ、泊進ノ介!」


進ノ介「アイアン・ロイミュード。お前は倒したはずだろうが!」
アイアン・ロイミュード「お前は俺を倒した最初のライダーだ!なら逆に俺がお前を消してやる!」
そう叫んだアイアン・ロイミュードに対して進ノ介は懐からマッハドライバー炎を取り出した。
『マッハドライバー炎!』 
『シグナルバイクシフトカー!』
進ノ介「変身!」 
『ライダー!デッドヒート!』

ドライブ「かかって来い!」
アイアン・ロイミュード「行くぞ!」
そしてドライブに向かって走り出したアイアン・ロイミュードの攻撃を全て交わしたドライブは的確に打撃でダメージを与えていくのだった。
アイアン・ロイミュード「舐めるな!ハアッ!」
そしてさらに攻撃を加えるアイアン・ロイミュードに対してドライブはカウンターで技を繰り出した。
『ズーットデッドヒート!』
ドライブ「ハアッ!」
そして怒りの炎を纏わせたパンチを叩き込むと共にアイアン・ロイミュードは地面を転がった。
ドライブ「一気に決めてやるぜ!」
『ヒッサツ!フルスロットル!デッドヒート!』
ドライブ「ハアーッ!」
アイアン・ロイミュード「ウワーッ!」
そしてドライブはデッドヒートドロップでアイアン・ロイミュードを倒したかに見えたがコアは破壊されていなかった。
ドライブ「コアが…破壊されてない?」
?「やれやれ、やはり私がいないとダメのようだね、進ノ介!」
進ノ介「ベルトさん…?」
変身を解除した進ノ介は空耳のようにベルトさんの声を聞いたのだった。

to be continued

次回予告
仮面ライダーデッドヒートドライブとしてアイアン・ロイミュードと戦った進ノ介は空耳のようにベルトさんの声を聞いた。しかし、コアの破壊を免れたアイアン・ロイミュードは復活を果たし、白石麻衣を襲撃しようとした。しかし、その時進ノ介の願いが届いたかのようにベルトさんが10年ぶりに帰ってきた!しかし、久しぶりに変身したドライブの姿が…次回ライダークロニクルSEASON1~破壊者と欲望と神と狐~第5話「10年ぶりにドライブ復活!しかし、その姿は始まりのドライブ!」明日行けたら公開します!





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