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仮面ライダーチェイサー~奇跡の復活、そしてダチとの再会~第6話「なぜ、私だけ仮面ライダーに変身できないのか」

ブレン「やめなさい、もう一人の私!」
ダークブレン・ロイミュード「なんだ、お前は!」
ブレン「貴方の暴走を止めて破壊する戦士です!」
『スタート・ユア・エンジン!』
ブレン「変身!」
『BRAIN THE KAMENRIDER!』
仮面ライダーブレン「さあ、行きますよ!」

ダークブレン・ロイミュード「お前ごときに私を止めることはできません!」
仮面ライダーブレン「汚い!と言いたい所だが毒液なら私でも出してますからね!ハッ!」
ダークブレン・ロイミュードの毒液を交わしたブレンは、逆に自分の毒液をダークブレン・ロイミュードに対して放つもののこれまたダークブレン・ロイミュードが交わすのだった。
仮面ライダーブレン「やりますね、さすがはもう一人の私です!」
ダークブレン・ロイミュード「お前もな。だが、俺の力を飽和するほどの毒液を持つとは珍しい仮面ライダーもいるんだな!」
仮面ライダーブレン「1つだけ自己紹介代わりに貴方に教えてあげましょうか。」
打撃攻撃を与えながらブレンは、ダークブレン・ロイミュードに自身の過去を明かすのだった。
ダークブレン・ロイミュード「お前の過去など知りたくもないんだよ!」 
そういって毒液を至近距離で飛ばしてきたのをブレンは一瞬で交わすと共に再び接近すると連続でキックを叩き込むのだった。
仮面ライダーブレン「まあ、暇潰しとして聞いてくださいよ。私ね、貴方を見ると懐かしく感じるんですよ。」
ダークブレン・ロイミュード「懐かしいだと?何が懐かしいというんだ!」
仮面ライダーブレン「これはレジスタンスの彼女、天に聞かれるわけにはいかないんですよね。でも仕方がありません!私もね、貴方と同じかつてはロイミュードだったんですよ。」
ダークブレン・ロイミュード「ロイミュード“だった”だと?それはどういう意味だ?ハッ!」
そんな話をしながらも毒液からの連続攻撃を繰り出すダークブレン・ロイミュードを交わしながらパンチとキックを繰り出すのだった。
仮面ライダーブレン「私も以前は悪の限りを尽くしていました。」
天「え?そんな…」
仮面ライダーブレン「でもね、その世界でコアを破壊されて消滅した後、ある博士にコアを復元してもらって復活したんです。その時、ようやく自分の運命を理解したんです!」
そんなことを告げると、ライドブレイザーからハンドル剣を召喚したのだった。
『ブレンハンドル剣!』
ダークブレン・ロイミュード「何を理解したんだ?」
仮面ライダーブレン「仮面ライダーとして戦うという意味を!」
『ターン!』
仮面ライダーブレン「正義を守るという使命を!」
『ターン!』
仮面ライダーブレン「ロイミュードで犯した罪は仮面ライダーで償うということを!」
『Uターン!』
ダークブレン・ロイミュード「お、お前!そんなことでそっち側についたのか!」
ブレンの専用ハンドル剣の連続攻撃で追い詰められたダークブレン・ロイミュードはブレンが正義を司る理由を聞くのだった。
仮面ライダーブレン「確かに貴方からしたらそんなことかもしれませんが、私は正義を貫くためにここにいるんです!まあ、一度消滅したコアをどんな魔法を使って復元したかは知りませんがね!さあ、覚悟してもらいますよ!」
そう告げたブレンはブレンハンドル剣にシフトブレンを装填するのだった。
『ヒッサーツ!フルスロットル!ブレン!』
仮面ライダーブレン「行きますよ!」
ダークブレン・ロイミュード「来れるもんなら来てみやがれ!」
そして、ダークブレン・ロイミュードの毒液を回避しながら急接近したブレンは、ブレンハンドル剣による必殺技、ブレンスラッシュを繰り出すのだった。
ダークブレン・ロイミュード「くそっ、やりやがるな!ならお前が正義を執行するのなら俺は悪を貫いてやる!それが俺の使命だ!」
仮面ライダーブレン「そうしたければすればいい!それで貴方が後悔しないというのであればね!」
ダークブレン・ロイミュード「なら、もう1つだけ教えてくれよ!」
仮面ライダーブレン「なんです?」
ダークブレン・ロイミュード「お前は超進化態になったのか?」 
仮面ライダーブレン「超進化態?確かに私もそこまでは行きましたね。しかし、必ずしも超進化態がロイミュードのゴールだとは思わないでください。」
ダークブレン・ロイミュード「どういう意味だ?」
仮面ライダーブレン「必ずそこにはとんでもない落とし穴があるんです。それを貴方にも分かっていただきたいんです!」
ダークブレン・ロイミュード「それはお前が愚かなだけなんじゃないのか?」
仮面ライダーブレン「そこまで言われるのならば仕方ありませんね。やはり貴方はここで私が倒します、必ずね!」
ブレンは、どれだけ自分の過去を伝えようが自分の経験を伝えようが超進化態の先に待つ最悪の結末と末路を伝えようがダークブレン・ロイミュードの反応はブレン自身が愚かだからなのではないかという結論を伝えたことにブレンは、やはり光と闇は分かり合えないという事を知るとこの戦いに決着をつけるためにイグニッションキーを捻り、イグナイターを押すと共にシフトレバーを倒すのだった。
『ヒッサーツ!フルスロットル!ブレン!』
仮面ライダーブレン「なら、貴方はここで終わりです!」
そして、ブレンのもう1つの必殺技であるブレンドロップを放とうとした次の瞬間、再びあの闇の死神が姿を現したのだった。
『チューンダークバット』
『エクゼキューションダークバット』
ダーク魔進チェイサー「ハアッ!」
そして、ダーク魔進チェイサーのダークバットバイラルコアを使った必殺技を食らったブレンは、地面を転がるのだった。
仮面ライダーブレン「なるほど。貴方が噂の闇のチェイスですか?本当に私が知るチェイスとは真逆の冷酷さを持っているみたいですね!」
ダーク魔進チェイサー「だったらなんだ。お前らみたいなやつには関係ないだろ。行くぞ、ブレン!」
ダークブレン・ロイミュード「ああ!」
仮面ライダーブレン「あ、待ちなさい!」
そんなブレンの呼び掛けも虚しくダーク魔進チェイサーに捕まりながら、ダークブレン・ロイミュードは姿を消すのだった。
仮面ライダーブレン「やはり理解し合うことなど無理でしたか。きっとこういう意味だったんでしょうね、ハートが言っていた同じ顔を見ると嫌になるというのは。」
そんなことを告げながら変身を解除したブレンは、天をライドブレイザーに乗せて帰ろうとすると泣きそうな顔をしながら天はブレンに抱きついてきた。
ブレン「どうしたんです?天。」
天「ごめんなさい。私、レジスタンスなのに…ロイミュードを倒すために力をブレンさんから借りていたのに…全くブレンさんの過去を知らなくて…本当にごめんなさい!😫」
きっとさっきの戦いで明かされたブレンの話を聞いて悲しくなった天は泣いているのだろうと考えたブレンは、頭を撫でながら伝えるのだった。
ブレン「大丈夫、大丈夫ですよ天。私の罪は貴方が知らなくても良いんです。その代わり、これからは天やひかる達を守るために私は全力で戦いますからね!」
天「はい!」
そして、ライドブレイザーに今度こそ天を乗せてビルに帰ると、いきなり大声が聞こえてきました。
メディック「りんな、一体いつになったら私のアイテムは完成するんです?」
りんな「もうちょっとで出来るから待っててって言ったでしょ?メディックちゃん!」
ハート「そうだぞ、メディック。もう少しすればきっとお前も仮面ライダーになれるはずだ。」
メディック「もう少し?いつまで待てばそのもう少しは訪れるんです?私は一刻も早く変身したいのに。」
ブレン「何があったんです?チェイス。」
チェイス「俺やブレン、ハートが変身できるのに自分は何故出来ないのかと焦りだしたメディックがりんなに詰め寄っているんだ。」
ブレン「なるほど。落ち着いてください、メディック。りんなやクリムを信じればきっとあなたも。」
メディック「そういう無駄な慰めは要りませんわ!私は仮面ライダーになりたいんです!」
チェイス「よせ、メディック。そんなに怒っても何も前には進まないぞ。」
メディック「なんなんですの、チェイスまで!誰も私の気持ちを分かってくれないのですね!」
りんな「メディックちゃん。」
クリム「oh、メディック。」
そんな仮面ライダーになれないことに焦りや怒りを覚えたメディックに対して盤野がある提案をするのだった。
盤野「だったら私とクリム、りんなの3人でメディックでも変身できるアイテムを作ってやろう!」




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