見出しの写真は私の大好きな日本酒「大慶」を造っている「櫻田酒造」さんがある珠洲市蛸島町の様子。
地震発生から2週間が経ちますが今なお余震が続き被害の全容も明らかになっていない・・・そして情報が入る度に深まる衝撃と悲しみ・・・
それでも壊滅的な被害を受けながらもそこから立ち上がろうと方達の姿がニュースで流れて心を打たれました。
そんな話を今日は幾つか書きたいと思います。
この記事で使用している写真は他の方の投稿を拝見してパソコン画面を撮影したりしてお借りしているので不鮮明ですがご了承下さい。

見出しにも書きましたが珠洲市蛸島町の櫻田酒造さん。
我家も昨年の秋に蔵に伺いましたが、大工さんが入って昨年５月にもあった震災で損傷した蔵の改修が行われているところでした。
蔵元はお疲れであったと思いますが突然訪れた私達を笑顔で蔵を案内して下さいました。　そして「年明けから酒造りが出来ます！」とお話されていたのに・・・
櫻田さんはご無事か知りたくて検索を続けていて倒壊した蔵の惨状を見たときは私も絶望的な気持ちになりました。　しかし蔵元は憔悴しきった表情ながら「当初は廃業を考えたが今は何とか続ける方法を考えている。」と取材で語っておられました。

お酒は頂いたことはありましたが蔵には昨年夏に初めて伺った輪島市鳳至町の「中島酒造」さん。
明治から続く蔵の雰囲気の温かさ、女将さんの優しさ、改めてここで造られるお酒の美味しさを感じました。
その後秋にも伺いまたが蔵元にはお会いしたことは無かったのですがニュースで蔵元が被害を受けた蔵で取材を受けるお姿を拝見しました。
お母様である女将さんと面差しの良く似た蔵元が涙ながらに「今後どうしていったらいいのか・・・」と語る様子を見ると「何故この方達がこんな目に・・・」と胸が痛くなりました。

他にも度々訪れていたところ、よく会っていた方達のことが思い出されどの様に過ごされているか気がかりな毎日です。

もし私に出来ることがあるなら今すぐ駆け付けたい気持ちですが、被災地活動のノウハウもなく、雪道にも不慣れな一般人が行って何か出来るわけもなく今は心ばかりの義援金を送らさせていただいています。
今はまだ多くの方が避難生活をされていて具体的な行動を起こす段階ではないと思いますが、先ずは皆さんがご無事で早く日常生活が戻ることを願っています！　そしてきっとまた会えると信じています！