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ソシャゲの三国志から学べる争いがおこる原因

「三国志のゲームをやるとマネジメントを学べるからおすすめだよ」

と言われて、三国志のゲームをはじめました。

ゲームの世界は現実に比べると、事象に影響を与える変数が少なくて、たしかに物事の本質を捉えるにはよいとゲームをすることで気づきました。

さて、わたしがやっている三国志

短期的にリソースを充実させようとすると弱いプレイヤーから奪うのが効率的

一国の主人として民家を立てたり、城壁のレベルを上げたり、兵器つくったりするのに木材やら石材やら鉄などが必要で、城保有の伐採場とかで供給が追いつかない、でもゲームできるときはもっと発展させたいとなったときに取れる手段が

・課金してリソースを調達する
・時間をかけてリソース供給源を増やす、育てる
・他の城など他プレイヤーを攻めて奪う

と大きく3つあります。

課金はいやだな、時間はかけたくないな、となるとやはりリソースを奪える見込みの高いプレイヤーから奪うという選択肢をとるわけです。

それも自分より兵力があるところにいくと負けてしまうので、城壁に兵隊をおいていないところや、自分より兵力の少ないプレイヤーのところへ。

わたしも幾度となく弱い敵から奪い続けてきたときに気づくわけです、これは先の大戦とやっていることが変わらないのではないかと。

限られた時間で発展させたいという思い、お金・時間・材料などのリソース不足、とそこそこの兵力の組み合わせは争いを生み出すモトになるなと学ぶわけです。

さらにやられたらやりかえしたくなるわけで。

なので、農地開拓したり、木材とか石材とか調達できる場所の開拓をすすめて自分たちでの調達力をあげることに力を今は入れています。

争いをすることにインセンティブが起こるルールが潜んでいるのではないか?

しかし、争いはなくならないんですよね。乱世中の乱世ですから三国志の世界は。自分が争うことをやめても敵から襲われることもあるんです。

軍団という制度があって、有志プレイヤーがあつまってお互いに助け合うための制度でして、お互いに発展するため、敵から守るためにローカルルールが制定されています。

もちろんゲームとして勝った、負けた、昨日より今日レベルがアップしたという体験が楽しいので戦いはあるわけですが、私が争いをやめてもなんで攻めてこられるんだろうと考えたんです。

そしたら、ゲームのなかで敵を〜回攻めたら、役職があがる、報酬があがる、兵糧がもらえるなどインセンティブ設計がされていて、この世界にいるには争うことのほうが得になるという大原則があるわけです。

さらに襲われたときは、敵に攻めて得たポイントの数に応じて報酬が払われるキャンペーン中!

ある世界のなかで、望ましい行動に対してインセンティブをつくるというのはソシャゲの世界からかなり学ぶことが多いですね。

オンボーディングとかは、初回の7日間限定のキャンペーンとか、毎日のログインとか、達成度に応じて報酬がでたり非常にうまい。

秩序を乱すやつは徹底的にやられる

他のプレイヤーを普通に攻めてゲームから離れていたら、昨夜我が城がめちゃくちゃにやられていました。

尋常じゃないぐらい襲撃を受けていて、ほんと性格悪いわ〜と攻めて人に対して感想を抱いていました。

で、実は悪いのは私のほうでして。

私が所属している軍団では、同じ国(魏)の人はうってはならぬというルールがあったんですね。

わたしはそんなことなにもしらずにやらかしてました。

で、メッセージとかもシステムからの通知だと思って、みてなかったんですが、事前にちゃんと警告のメッセージも送ってくれてました。

襲撃されて今朝気づいて、謝罪をいれて、申し訳ないので軍団を離脱w

そんなルールがあるとは知らなかったといってやらかすこと
コミュニティとしてのルールをまもるために秩序を無視したやつは打ちのめす

などなど、コンテキストの共有がされていないがために起こる無駄な争いまでも体験し、さらに村八分にされる経験までしました。


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