第五回 スマートフォン普及と課題

第五回 スマートフォン普及と課題

今回の講義はスマートフォン普及と課題という内容でした。

スマートフォンの普及についての話の前に、ガラケーとスマートフォンの違いについておさらいしておきます。

ガラケー
・二つ折り携帯、液晶がガードされる
・画面は大きくなく、ボタン入力
・電話やメールがメイン
・Webサイトへは、ブラウザからアクセス
・入力はトグル方式

スマートフォン
・一枚の板状となる、液晶のガードはない
・画面サイズがガラケーと比べると大きく、タッチパネル
・電話以外の機能がメインとなり、自分の好みでアプリを選べる
・Webサイトへは、アプリでアクセス
・入力はフリックし方式が主流へ

・スマートフォンは直感的な操作が可能に
・スマートフォンは処理速度がパソコン並みに早く、動画やゲームを楽しめるようになった

スマホだけで動画やゲーム、Webサイトへのアクセスなど様々なアプリを利用できるようになったり、多くの代用を勤められるようになったことで、出荷台数は激増しています。しかし、それとは逆にパソコンは鈍化し、タブレットは微増しています。
スマホの普及によって、以前はマスメディアの「耳よりな情報」からスマホの「目からの情報」へと変化しています。また、日本のWebサービスは2014年からパソコンからスマホ・アプリへ移行しています。
そして、スマホとタブレッドで異なる点はWebサイトの閲覧方法です。タブレットは両手とも使って縦横の向きも半々なのに対して、スマホは片手で縦向きのみで閲覧することが多いです。特にスマホは右手で持ち、右の親指で下からタップすることが多いです。それによって、国内3大SNSであるFacebook、Twitter、LINEでは右手の片手持ち親指操作を意識して作られています。どれもメミューが下にあり、親指で届く位置になっています。その他にも、右手の片手持ち親指操作を意識したスマートフォンも登場しています。電源が右側にあるなど操作がしやすくなっています。

ただし、スマホも便利なだけではなく、パソコンと比べて気をつけなければいけない点もあります。例えばリンクを貼る場合、パソコンでは青い文字で下線のリンクが表示されているだけではなく、マウスを当てるとカーソルが指や手に変わったり文字や画像も変わるので改めてリンクだとわかります。スマホの場合はカーソルの変化がないので下線などで分かりやすくしなければいけません。また、リンクの幅が狭いとタップしにくくなります。その対策に、ボタンかバナーなど見た目で分かりやすくタップしやすい立体感のあるボタンにしています。

パソコン時代は「いつでも」「どこでも」「だれとでも」がキーワードだったのに対して、スマホ時代は「今だけ」「ここだけ」「あなただけ」となりました。これはパソコンだった時は一家に一台など家族で共有するものでしたが、スマホとなったいま一人一台という個人用になったからです。

スマホが普及したことによって検索にも影響が出てきました。検索キーワードは短縮化・話し言葉が多くなり、パソコンのみの検索キーワードが半減しスマホのみが7倍に増加しました。また、2015年にはモバイル端末の検索数がパソコンを上回りました。特に20代〜30代(特に女性)はスマホの検索数がパソコンを上回ります。それだけではなく、スマホを入手した人は一人あたりの検索数がに倍以上に増加しています。その他にソーシャルメディアとスマホの普及でハッシュタグという新しい検索の為の手段が増えました。

今回はスマホが普及したことによっての影響を知ることができました。私が個人で端末を持つ頃にはスマホが大分普及した頃だったので、普及したことでおきた影響など興味深かったです。