第八回 位置情報で激変の生活習慣

第八回 位置情報で激変の生活習慣

今回の講義は位置情報についてでした。そして、位置情報によって変化する生活習慣についてもおこないました。

もともと位置情報を提供するGPSは、昔のアメリカの軍隊で使われていたものでした。GPSとは地球の周回軌道を回る24個の衛星から発信される情報を利用して、受信者とGPSの衛星の位置関係を測定し、現在地の緯度・経度を計算するシステムです。ただし、Windows、Macのパソコンは、GPSなしでも位置情報をWi-Fiで把握できます。
そして、この位置情報を利用してYahoo!で検索する欄「よく使う地域」の指定が可能になりました。またGoogleでは検索結果の一番下で位置情報を把握して順位をカスタマイズ可能です。Google Chromeではシークレットウィンドウをインストールして検索しても、IPアドレスを把握されるので現在地に合わせられます。
逆にIPアドレスを把握されないTorブラウザというものもあります。

また、写真にも位置情報は記録されます。Exif情報を確認すると緯度・経度を見ることができます。保存している画像以外にもWebサイトの写真でもわかる場合があります。ただし、Twitter、Facebook、Instagramでは登校時にそのExif情報は消滅します。それでも心配な場合はカメラアプリで撮影する際に位置情報をオフにすることもできます。

Yahoo!やGoogleの検索以外にも、LINEやマップアプリなど位置情報を使ったサービスは増えてきています。

今回で改めてGPSなどがどのような仕組みか考える機会になりました。今ではマップアプリなどで当たり前のように位置情報を利用していますが、使用などには気をつけていきたいとおもいました。