第四回 ソーシャルメディアの台頭

第四回 ソーシャルメディアの台頭

今回はソーシャルメディアについての講義でした。
ソーシャルメディアとはTwitterやInstagram、Facebookなどのサービスのことです。ソーシャルネットワーキングサービスとも言い、ユーザーがアカウントを作り自分からネット上へ発信することができます。ソーシャルとは「社会的な」「公的な」という意味の言葉です。その言葉が使われるようになったのは、2008年にオバマ大統領がTwitterを利用して当選したことから来ています。オバマ大統領の他にも鳩山元首相なども利用するようになりました。
以前はマスメディアが取材をし、意見を取り上げて新聞やテレビで報道するという流れでしたが、ソーシャルメディアで意見を発信できるようになったので、対立したメディアとなりました。マスメディア以外にもソーシャルメディアが登場して、アクティブ数が頭打ちになるなどブログにも影響がありました。
SNSは今や発信できるツールとして大きな存在となりました。その例として、2011年1月の「アラブの春」というものがあります。これはエジプトの人々がTwitterやYouTube、Facebookを利用してデモ運動を行なったことを指します。SNSを利用して行なったこの活動は、最終的には政権を倒すまで行きました。
また、SNSの利用によって人間関係もローカルからグローバルに変化してきています。
このように人々にとってSNSは大きな存在となってきています。

利用者の多いSNSといえばTwitter、Facebook、LINEの三つがありますが、特性はそれぞれ異なります。Twitterは匿名で趣味などが合う知らない人と交流することが主で、Facebookは顔出し写真と本名が必須で友人や知り合いと交流することが主で、LINEは会ったことのある友人との交流がメインです。SNSで公開している情報の割合にもその特性が現れています。Twitterは性別、趣味が上位で、Facebookは本名、性別が上位、LINEは本名、性別が上位でした。