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ドイツから日本へ帰国する(荷物の整理編)

ドイツで生活して6年目になります。

去年は新型コロナの影響で授業がオンラインになったりドイツに戻れなくなったりビザが切れてしまったり、予想外のことばかりが起こって心身ともに参ってしまっていましたが先日やっとドイツに戻れる目処がたち、元気にドイツへ行ってまいりました。実に1年半もドイツに戻れてなかったのでその間、家は借りっぱなしで家賃を払い続けていたため今回はやることがたくさん。

帰国の準備に、荷物の郵送、掃除に、思い出作り…6年いたドイツとは、とりあえずしばらくはお別れになってしまうので、やらなければならないことを全部やってしまって思い残すことなく日本に帰国しようと思います。

ということで2021年現在、私が帰国時にしたことをまとめることにしました。今回はまず荷物の整理編です。帰国時どのようにして荷物を整理したかについて書いていますので参考になれば嬉しいです。


1. 荷物の整理をする

長期留学になると荷物がとにかく増える。私も6年分の荷物が大量に家にあるので帰国準備を始めてまず最初に①日本に持って帰るもの②捨てるもの③売るもの④譲るもの⑤リサイクルに出すもの…と5の種類に分けて整理を始めました。


2.日本に持って帰るもの

日本に持って帰るものはそれをどうやって持って帰るのかを決めます。私は荷物を日本に持って帰る方法として、機内持ち込み用手荷物10kg以内、トランク26kg以内、あとはDHLで31㎏の荷物を5箱以内にと決めていました。そして日本に持って帰るものが決まったらまず何を手荷物に入れるのか、何をトランクに入れるのか、何を郵送するのかというのを決めます。


3.捨てるもの

日本に持って帰るものもやはり郵送では値段がかかるし、トランクに入れられるものも限られています。そのため、とにかく捨てるものがたくさんある。いらなくなったノートやぼろぼろの教科書、どうしても持って帰れないものは捨てました。ドイツでは分別して捨てなければならないので、紙類、やプラ、その他リサイクルできるものは分けます。その他電化製品や大型粗大ゴミの捨て方も市のサイトのAbfall‐Artenのページに詳しく書いてあると思うので確認して捨てます。StuttgartはPDFもついていてわかりやすいです。

名称未設定のアートワーク 71

3.売るもの

まだ使えるものってどうしても捨て難いですよね。家具や電化製品は日本に持って帰るのが大変なので現地で売ってしまいました。私の場合は家具付きの物件として自分で後任者(Nachmieter/in)を探しました。家具は全部まとめて500ユーロで売りました。これだと売る手間も配送する手間も省けて楽ちんです。あとはebayなどのネットオークションサイトで販売したりするのも良いと思います。

4.譲るもの

日本から持ってきていてまだ未使用なものを日本人のお友達に譲ったりしました。例えば化粧水やパック、薬などドイツのものが合わなくて日本製のものを好んで使用している方が多くいるので喜ばれると思います。私もドイツのもので合わないものはたくさん日本から持ってきていたので余ったものをお友達にプレゼントしました。あとは日本で使えない電化製品も売れないものだけどまだ使えるものは引き取ってもらいました。

5.リサイクルするもの

留学している身なので洋服は最低限のもので生活していたのですが、やはり片付けをしているときにいらなくなった洋服がとにかくたくさん出てきて、「これを全部捨てるなんてもったいなすぎる」と思っていたところに見つけたのが、Kleidersammlungでした。


ドイツにはKleidersammlung(古着回収)ボックスというものがあります。ドイツでは着れなくなった洋服やも不要になった洋服を、捨てずにこの回収ボックスに持ってくるそうです。さすが環境に優しい国ドイツ。リサイクル率も高く世界でもトップクラスとのことです。

Altkleiderspenden.de というサイトでどこに回収ボックスがあるかmap上で確認することができるので私はこれを使って家から近い教会のところに古着回収ボックスを見つけました。↓

https://altkleiderspenden.de


6.荷物整理は早々に

荷物の整理は帰国準備をする前にやらなければならないことでもあるので、早々と済ませておきたいものですが、留学中の思い出でもあるものを捨てたり、譲ったり、持って帰ったりの選択がかなり時間がかかります。私も実際全部持って帰りたくてかなり後半まで捨てるのを渋ったり、郵送用の段ボールを間際で一つ追加したりしたために思わぬ出費や、予定していた日程がずれ込んでしまったりしました。帰国は何かと追われるので早々と整理を終わらせておくことをお勧めします。


ドイツから日本へ帰国時にしたこと

また次回も引き続きお楽しみしていてください。











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