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▪︎ギター指板の音名について

こんにちは!さくすけxです!
ギターを弾いているけど、自分が何の音を弾いているかわからない
ギターの音を覚えたいけど、6弦全ての音を覚えるのはめんどくさそうと思っている人のために、オススメするギター指板の音の覚え方をやっていきます


▪︎ギターの音を覚えていくなら英語名で覚えていく

皆さんによく馴染みのあるドレミファソラシドですが、これは伊語なのでこれと関連づけながら覚えましょう

音名

こんな感じです

▪︎覚える場所は6つだけでいい!

オーソドックスなギターだとギターネックの上と指板上に丸い点があるかと思います(ギターによってはインレイ、ロゴ装飾になってます)
この丸い点はポジションマークといい基本3、5、7、9フレット、12フレットでは点が2つあると思います

肝心の覚える場所ですが、一番最初は6弦と5弦のポジションマークがある3、5、7フレットのこの6つがオススメです 図にするとこんな感じです

6弦、5弦、3、5、7フレット音名

6弦3、5、7フレットはG、A、B(ソ、ラ、シ)
5弦3、5、7フレットはC、D、E(ド、レ、ミ)

なぜ6弦、5弦を優先的に覚えるかというと
・6、5弦はベース音として見ることが多い
・スケールやコード等を見るときにも起点とすることが多い
端的に説明するとこんな感じです

これが見えてくると、隣り合った音もかすかに見えてきます

3、5、7フレットと隣り合った音

GとAの間はG♯/A♭、DとEの間はD♯/E♭
注意するべきなのはEとF、CとBは隣り合った音なので気をつけましょう
何年かレッスンを受けている生徒さんでもたまに間違えます
E♯=F、F♭=E B♯=C、C♭=B ですね
ピアノの鍵盤を想像するとわかりやすいかと思います
EF,CB間には黒鍵がありませんよね

鍵盤イメージ

ちなみに、♯と♭どちらで言うかについては調性、Keyによってその都度変わってきますし、調性やコードによってFのことをあえてE♯と呼ぶことも出てきます

▪︎覚えるのは12フレットまででいい!

音は"12半音で1オクターブ"です
なので開放弦と12フレットの音はオクターブ違いの同じ音ということになります

つまり

開放弦と12フレットは同音

こうなるのでその先も同じ並びになるわけです

3,5,7,9にポジションマークがあるように15,17,19,21にもポジションマークがある

3フレットならば12を足した15フレットがオク違いの同音
当たり前のことではありますが、意外と盲点な部分でもあるので頭の片隅にでも置いておくといいです
ちなみに僕は音を覚え始めてから数年してやっとこのことに気がつきました笑

これで6、5弦の全ての音がうっすらと見えてきたでしょう?


▪︎4弦〜1弦の音の覚え方

慣れないうち4弦〜1弦は特に視覚化しにくいと思います
音名を覚えるにあたって開放弦や知ってるところから数えてもいいですが
オススメしたいのはこのオクターブポジションをうまく使うことです
ギタリストは必須科目なので是非一読してみてください

・オクターブポジションを使おう

例えば、4弦7フレットの音が知りたいときにオクターブが見えていれば

黄色がオクターブ パターン4(Eポジション)

こんな感じで視覚化されます

3弦5フレットの音が知りたいと思ったら

紫がオクターブ パターン2(Aポジション) パターン3(Gポジション)どっち使ってもOK

このように6、5弦の音名がわかっていれば、オクターブを使って全ての音名が見えてくるようになります

※まめ知識として”1弦の音は6弦の2オクターブ上の同音”なので6弦と同じ並びになります

1弦と6弦は2オクターブ違い同音

▪︎最後に

ギターという楽器の特性上、コードを形で覚えたり、弦とフレット番号で記載できるタブ譜という便利な楽譜があるのが理由でもあると思いますが

今自分が何の音を弾いてるかが分かっていない人が特に多い楽器”

だと感じています

音を覚えるということは、コードやスケールのメロディなどの構成や響き、なぜこの形をしているのか、ヴォイシングによる変化 あげれば枚挙にいとまがないですが、ギターという楽器、音楽の理解度が増してくるので、早いうちから覚えておくことをオススメしています
覚えることは時間も労力も必要で大変だとは思いますが、視覚化できるとさらに楽しいギターライフが送れることを保証するので一緒に頑張って行きましょう!

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