人に優しくする反射神経がほしい

ハローワークで子連れのお母さんを怒鳴りつけている50がらみのおじさんがいた。

「ここは託児所じゃないんだよっ!」

子どもは確かに大きな声を出していたけれど、ダー、とかウー、とかたまに発するだけなので大して邪魔になっていたとは思えない。

けれどもお母さんは子どもたちを連れて部屋を退出した。

ちょっとどうなの、と思ったのはその場を仕切っていた職員のおじさん。お母さんに対しても怒鳴りつけおじさんに対しても見ているだけ。

間を少し置いてからお話を淡々と再開。

きっと部屋にいた人たちは嫌な気分になったはず。怒鳴りつけおじさんのところにひとりが歩いてきて

「あんたあの人を追い出しただろ。あんたも出て行けよ」

となじった。怒鳴りつけおじさんは「はい」って言ったまま出て行かなかったけれど(職員さんはまた傍観ののち、職務を再開)。

確かに私も

「この怒鳴りつけおじさん、世の中のためにも社会復帰しないでほしい…」

と思っていた。けれど必要なのは多分そんなことじゃない。

お母さんに

「誰も迷惑していない。あなたはこの場にいていい」

と声をかけること。

帰り際、外で子どもを遊ばせてからハローワークに戻ってきたそのお母さんとすれ違った。

駅に向かって歩いてしばらく経ってから、その時でも「私は迷惑じゃなかったです」って伝えればよかったのにと気づく。

カッとなるのは反射的にすぐに身体が反応するのに、優しさってものはなかなか身体に伝達するまで時間がかかるものなんですね。

優しさの反射神経、これから心がけようかと。

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寺村 咲来

平穏な日々

平穏な日の過ごし方や考えていること。
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