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初めてのドール作り

私の若き日の夢の思い出。
それは「オリジナルキャラクターのフィギュアを作る」こと。
私は学生のころ、いわゆる一次創作という、版権のあるものではなく自分でキャラクターや物語を作る創作活動をやっていました。

イラストや文章は作れるけれど、立体物でもうちの子を見てみたい。
そう思っていましたがその頃はフィギュアを作るといっても造形を1から作るしかなく、知識も技術もない私はハードルが高くて諦めるしかありませんでした。
しかし今はどうでしょう。
なんと100円ショップでも素体が手に入るではありませんか。

これは昔の夢を叶える時期が遂に来たのでは、そう感じました。

しかし、上手くできるかわからないし…失敗したらどうしよう…これ以上やりたいことを増やしても続くかわからないし…
などと言い訳を並べ、一旦は心の奥にやりたい気持ちをしまい込んだのです。

一歩を踏み出す勇気をくれたのは、同じ職場の人でした。
その方は私がアラフォーでドールを作ってみたいという話を楽しそうに聞いてくれ、「やりたいっていうのに年齢も技術も関係ないんだよ。」と自身が見たテレビ番組の話をしてくれました。

その番組ではプロではない服を作ることが大好きな人が集まり、テーマ別に服を作ってその出来を評価するというものだったそうです。
自身が作ったことのないジャンルでテーマが決まることもあったそうですが、みんなやったことがないなりに知恵を絞って挑戦していて、その様子も見ていて楽しかったと。
そしてその番組の素晴らしいところは、未経験なりに頑張った点を「色遣いが素晴らしい」「このアイデアはすごい」等と審査員の方々がきちんと褒めていたところだということでした。

だから、海原さんも未経験だからなんて言わずにやりたいならやってみたらいいと思うよ。
その一言に背中を押され、ドールを作ることに決めたのでした。

とはいえ一番思い入れの強いキャラクターをいきなり作るというのは失敗したとき耐えられない!と私の完璧主義なところが出てしまいました。
なのでまずは練習として1体作ってみようということにし、noteでAIの記事を書いたときのトップ画像にいた子を作ることに決めました。(今回の記事のトップにいる子です)


アイホールを開ける&メイクする

今思うとこの作業が一番楽しかったです。
穴をあけるときはとてもドキドキしましたが…。
アクセサリー作りの時に買ったリューターが役に立ちました。

参考にしたサイトはこちら。

私が購入したセリアドールの製造メーカーのamifaさんが直々にやり方を解説してくれています!
印のつけ方、穴の開け方などとてもわかりやすかったです。

アイはレジンアイを手作りしました。
ここでもアクセサリー作りに使っていたレジンとモールドが大活躍。
なんとなんと、ドール用の虹彩の無料配布をされている方もいるんです!!すごい~!
有難く使用させていただきました。
レジンアイはレンズ効果で光彩が大きく見えるため、少し小さくない?と思う程度に出力して使うのがコツです。
虹彩のプリントにはパール紙を使用しました。
水も染みないし、キラキラと光沢があってきれいです。瞳が輝いてます。

アイとアイホールはどうしても隙間ができてしまったため、アイサイザーという丸い形のやすりをリューターに装着して削りました。
固定はひっつき虫という、練り消しみたいな接着剤を使いました。

メイクの仕方はこちらの動画を参考にしました。
アイホールは開けていませんが、道具から詳しい手順をひとつずつ丁寧に解説してくださっていて参考になりました。

ウィッグを作る

正直これが一番の鬼門でした。
まずウィッグキャップが上手く作れない。
これはもっと練習を積めばできるようになるかもしれません。
どうしてもぶかぶかになってしまうんです。

初めはセリアのウェフティングを使って作ってみたのですが、やり方通りに作るとスカスカで下地が透けてしまって見栄えが悪いし、ウェフを増やすと頭の倍くらいのボリュームになってしまい、どうにもできなくなってしまいました。
諦めて毛糸のウェフに変更。
これも難しかったのですが普通のウェフティングよりはそれなりに作ることができました。手間は増えますが…。

作るのができたとしてもカットが難問。
髪なんて自分の前髪くらいしか切ったことないのに、全体のヘアカットなんて無理!
なにこれ…どうすんの?どうしたらいいの…と切り進め、結局今でも答えが出ないままです。
美容師さんって本当にすごいんだな…とありがたみを改めて感じました。

参考にした動画はこちらです。


ウェフティングを使ったウィッグの作り方はこちらを見て作っていました。

洋服を作る

私、はっきり言って裁縫がとても苦手です。
まっすぐ縫うだけならともかく、お洋服ってパーツがたくさんありますよね。
それを寸分違わずピッタリに縫い合わせるなんて大雑把な私には至難の業なんです。
どうしてもずれちゃう。そして左右非対称のガタガタなお洋服が出来ちゃう。
そもそも型紙を生地に写すところから難しすぎませんか??
この時点ですでにずれてる気がする。

そんな大雑把な私にも簡単に作れたのがフェルトのお洋服。
フェルトは端の処理をしなくていい!
ワンピースも数分で作れました。わーい。

てぬいのドール・コーディネイト・レシピ すぐできるフェルトのお洋服

その時は手の中の小さなお洋服に感動したんです。
でも、でも…。
やっぱり、布でできたお洋服が作りたい。
そう思った私はついに布のドール服に手を出します。

はじめてのドール・コーディネイト・レシピ -お人形服作りの基本とコツ-

とても分かりやすかったので、同じく関口妙子さんの著書にしました。
一番初めのワンピースを作ってみるも、見事に失敗。
初心者には扱いにくいダブルガーゼの生地を使ってしまったことで端からほつれまくってボロボロ。
どこをどう間違えたのかスカートにギャザーが寄せられず、AラインのワンピースがIラインになってしまいました。
やっぱり私に洋裁は無理かー、とちょっと落ち込みました。

DOLL OUTFIT STYLE

そんなとき目に入ったのがこの本。
表紙のドレスの余りの可愛さに一目ぼれ。
絶対このドレスが作れるようになるぞ…!と購入したと同時に、もう一度失敗したワンピースを作ってみることにしました。
今度は失敗しても良いように100円ショップに売っているハギレで。

型紙をよくよく見てみると、スカート部分に見たことのあるマークが。
あ、これ「わでとる」やつだ…。
私の母は洋裁学校に通っていたこともあり、裁縫が得意でした。
その母に習っていくつか物を作ったことがあり、その時の型紙にこのマークが書かれていたことを思い出したのです。
長さを半分しかとらなかったために、ギャザーを寄せることができずギリギリになってしまっていたんですね。

原因が分かったのと今回はシーチング生地を使ったことで、なんとか形にすることができました。
左右は非対称だけど…。

完成!

そうしてなんとか形にすることができました。

トップ画像の子とは似ても似つかないかもしれませんが、私にとってはドール第一号であり、とても可愛い我が子です。
写真ではあんまり写っていませんが、もうちょっとメイクは色がついてます。

同棲中のパートナー・カモメくんには「(追視のため)ずっと睨んできて怖い!」と言われてしまっておりますが、これからまた増えると思います…。
たくさん練習してもっと腕を上げるぞー!

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