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Lunamaria〜当家の1番お姉さん〜

 こんにちは、または初めまして。
 ちょこちょこドールたちの話を書いている月影左京です。

 今日は幸彦が当家に来てくれる前から居た、「1番のお姉さんドール」Lunamariaのお話を書いてみます。

 幸彦のお話からは少し脱線してしまうけれど、幸彦の大切な友だちのお話です。

アイペインター様との出会い

 Lunamariaはリカちゃんやバービーたちと同じほどのスケール(1/6スケールドール)で、身長としては幼SDのちかとあまり変わりません。30cmくらい。
 そもそも何故誕生したかと言えば、ネクソンジャパン提供・運営のMMORPG「マビノギ」での、偶然のアイペインター様との出会いからでした。

 タルラークサーバで活動していた私とは、サーバこそ違いましたが、このゲームのルエリサーバにいらしたアイペインター様との出会いが無ければ、そもそも私はドールの世界に足を踏み入れてはいなかったことでしょう。それほど運命的な出会いでした。

 その方はフラットなドールヘッドに職人技とも言える手描きで美しいアイペイントを施していかれる方で、このLunamariaも、ご厚意でアイペイントをしてくださるきっかけから生まれた当時の私のプレイキャラクターのドール化(今で言うキャラドール)だったのです。

見てください! この美しい瞳!!
深い海の色に陽射しが反射したような瞳に、鮮やかなブロンドの髪!
※撮影当時、ガラケーしか無かったので画質の荒さはご容赦ください。

 Lunamariaのヘッドに合うボディがオビツ社のものだと知り、ドキドキしながらオビツボディを購入したことをよく覚えています。


MSDの春歌が来た時も、SD13のきよしが来た時も……

 当家に1番乗りでやってきたのがLunamariaでしたから、のちに天使のすみか静岡でMSDの春歌やSD13のきよしをお迎えした時も私と一緒に居ました。
 当然、その後お迎えした幼SDのちかも、SDGrフルチョイスモデルの幸彦も、Lunamariaはお迎え当日、当家に居てくれました。

某年、初夏にて。まだきよしをお迎えして間もない頃の昼下がり。
こんな風に仲良く談笑する様子もよく見られたものでした。

 そんな、誰よりも小さいのに誰よりもお姉さんなLunamariaは、私にとってドールライフの原点。忘れられない子です。

ちかがフォーマルな式典から私と一緒に出掛けて帰ってきたあとの1枚。Lunamariaもきよしのお膝の上で聴いています。
幸彦が当家に来たその日にも、一緒にみんなと出迎えてくれたのがLunamariaでした。

手作り衣装と、既製品衣装の着比べ

 ただ、困ったのは衣装(ドールドレス)でした。
 オビツのお店は近くになく、リカちゃんやバービー、ボークス製1/6スケールドール(ドルフィー®️)の既製品では関節のデフォルメ具合の差から微妙に合わなくて、キツキツか、ダボダボか、部位によって両方か……。

 手作りの衣装は、ピンク色のシンプルなオフショルダー&ノースリーブドレスは上手くいったものの、マビノギのゲーム内衣装を模したさくら色の仕事着は型紙作成から生地の末端始末しくじり続けたのとでまさに「素人が頑張って作りました!!」な作に。(涙)

 どうにかこうにか、未だに新しいドレスをどうしたものか、模索中です。


そして今は里帰り……

 そうこうしつつも他のうちの子たちと一緒にたくさんの月日を重ね……髪を結ぶゴムが経年劣化で切れて取り替えたこともたくさんあったし、ホコリ取りに苦戦したこともたくさんあったし、他のうちの子を日焼けさせたくなくて場所を移すのに一緒にあっちこっち行ってもらったり……色んな思い出を重ねました。

 ……が、内部パーツもやはり完全に頑丈とはいかず。気がついたら、アイペインター様が自作してくださっていた首のジョイントパーツが、まさかのヘッド内部とボディ内部で分離破損(泣)
 顔面蒼白になりつつご連絡を差し上げ、今に至るまで里帰り中です。(もう3年ほど会えてません)
 仰るには、首のジョイントパーツはオビツボディに付属のデフォルト品では些か脆く、かと言って手作りなさるにも手間がかかるものなのだとか。そしてその上、予備も含めて制作してくださるというありがたさ……ひたすら、再開を待ちながらそのご厚意に感謝する日々です。
 また今年も、Lunamariaに会える日を、楽しみに待ち続けます。

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