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テイクアウト営業を行うことで感じること

すべての飲食店の方々が今のこの状況にどうしたもんかと頭を抱え、休業、閉店を判断するお店が増えてきました。自分たちも含め、周辺の飲食店も深刻な状況です。

SALAも4月からは違う世界に来てしまったの?と思うほどの変化に驚いています。SALAで食べたい!と思うお客様がSALAに来てくださっていた当たり前の日々がなくなってしまった。

でもきっとほとんどのお店の方が同じ気持ちなのではと思います。どうしようもない状況だけど、いつも楽しみにお店に来てくださるお客様の顔がたくさん頭をよぎると思うんです。その方々のことを考えると、自分たちの料理を提供することだけはやめたくないし、やめてはいけない。

この状態でできることは店内で飲食していただくことはできなくても、持ち帰りで提供することはできるからテイクアウトだけでもやってみよう。

SALAも今日から多国籍チャルメラ屋台でのテイクアウトの営業をはじめました。

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この多国籍チャルメラ屋台は、クラウドファンディングをきっかけに、SALAを応援してくださるみなさまの想いが重なってできたもの。

作成してくれたのはTAIYAの下寺くん。重なった想いを形にしてくれました。

この屋台つくってくれた下寺くんがいうように、

「風通しの良い屋台は適度な距離を保ちつつ、みんなに寄り添う。」

今日、それを実感しました。

こんな状況になった今も、この多国籍チャルメラ屋台があることで私達は明るく元気に前向きにがんばれる。お客さんとも接点を持ちながら形は変われども営業を続けることができています。

緊急事態宣言が出た翌日の街は更に閑散としているし、閉めている店も多い。

今日は、自分の気持の整理もしながら時間にゆとりを持ってテイクアウト営業をしようと思っていました。でも、オープン前から信じられないほどたくさんの方がSALAに来てくださり、おかげさまで朝から夕方までずっと料理を作り続けることになりました。

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普段なら、忙しい日の営業終わりに、ただ「疲れた〜」と言っていた。でも、これは当たり前じゃないということを4月に入ってからは深く感じまていますし、今日、疲れていることに心からありがたく思えるほどです。

注文してくださる方々は、色んな場面、色んな想いでSALAの弁当を注文してくださっています。しかも、取りに来てくださるから少しの時間でもお話をさせてもらえます。営業しているときは慌ただしくてじっくりお話できないけど、屋台だといつも以上にじっくり話ができて本当に嬉しい時間です。

弁当を作っている身としては、おかず、彩り、食べやすさ、まだまだトレーニングしなければなりません。昨日よりも今日、今日よりも明日、いいものをお届けしたい。
いつものようにお客さんの表情がその場(店内)では見えない分、相手の方の顔を思い浮かべながら「この人は野菜食べてほしいな、辛いのすきだったな〜」とか食べるとこを想像して作るお弁当づくりは楽しいです。

先日は、毎月近隣の企業さんにお弁当を多国籍チャルメラ屋台で届けする日。

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今回は真空冷凍パックのルーローファンの具も同時に販売させてもらいました。

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お届けしたあとに、従業員の方が「自分たちもなにかできないか?」と話し合いの時間を取ってくださり、晩ごはんのおかず、弁当、おつまみなどを月1回ではなく日々の中でご注文してくださることになりました。本当にありがたいです。

たくさんの人が、自分たちにできることを色んな形で精一杯応援してくれている。見てくれている。

どんな状況でも必ず、今日のこと、今までのこと、誰かが見てくれていることを忘れないで、毎日を頑張り抜きたいと思います。

最近は持ち帰ったお弁当を、誰とどんな場面で食べました、と写真を送ってくださる方も多く、それが私のやりがいと気力の源になっていると心から感じています。

明日からも、精一杯頑張りたい。

そんな飲食店の現状を感じ、テイクアウトのお店をまとめてくださる方、それを見て実際に購入してくださっている方に、心から感謝です!

きっと私だけじゃなく、様々な飲食店の皆様が、みなさんの想いに背中を押されて、がんばってらっしゃると思います。

テイクアウト、是非この機会に、たくさんのお店で注文してみてください!わたしも近くのお店で積極的に利用していくぞー!

SALAのテイクアウトはこちら!

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