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【プレイバック#20】主砲の大躍動(2024.4.12-4.29)

こんにちは、サク来です。

今回は藤崎台での大分B、北九州Pとの3連戦、ビジターで挑んだ大分Bとの2連戦を振り返って参ります。

24シーズン 4/12 vs大分B@藤崎台

火の国1-2大分B ○猿渡 ⚫︎丹 S福地

一球速報より

久しぶりの公式戦となった大分Bとの一戦。
火の国は初回、中川選手のタイムリーで先制を決めました。
先発の松江選手は6回に1失点しましたが、7回1失点と試合を作りました。
ただ8回に登板した2番手・丹選手が2死1塁の場面で5番・岩下選手に逆転となるタイムリーツーベースを浴び、逆転を許します。
迎えた最終回、相手クローザーの福地選手相手に2死2塁のチャンスを作り、打席にはこの日誕生日の今津選手。
しかし結果は空振り三振に終わりゲームセット。
打線が散発に終わり、久々のホームゲームを白星で飾れませんでした。


24シーズン 4/13 vs大分B@藤崎台

火の国11-3大分B ○田島 ⚫︎西森 H波多野、丹 本塁打:小田1

一球速報より

先発の田島選手は初回から3回まで打者3人で終える投球で打線に託します。
打線は2回、1死2・3塁のチャンスを作ると、1番・今津選手が先制となるタイムリーツーベースで2点を得ます。
さらに続く大河選手も相手のエラーで出塁してさらに1点を、3回はオマール選手のタイムリーで2点を加え、田島選手を援護します。
田島選手は4回に犠牲フライで1点、6回に小田選手のツーランホームランで2点を失いますが、大きく崩れることなく6回3失点で試合をまとめました。
7回に有田選手のタイムリーで1点を加えると、8回に登板した嘉陽選手を攻め立て5点を加えるなどして、試合を決めにかかります。
7回は2番手・波多野選手が抑え、8回は丹選手がリベンジを果たしました。
最終9回は遠藤選手が今季初登板を果たし、2四球を与えますが無失点に抑えゲームセット。
連敗を阻止し、田島選手はKAL初勝利を飾りました。


24シーズン 4/14 vs大分B@藤崎台

火の国0-9大分B ○辻 ⚫︎山科

一球速報より

火の国発先発を務めた山科選手でしたが、苦しい投球が続きました。
初回は自ら招いたピンチをなんとか抑えましたが、2回に9番・中川選手に先制タイムリーを許すと、中野選手・水本選手にもタイムリーを浴び、山科選手は1回2/3でKO。
代わった山田選手がそこから3回1/3を抑え、攻撃に託しますが、打線が繋がらずチャンスを作れど無得点に終わるイニングが続きます。
中継ぎに回った3番手・古殿選手が2イニングを無失点に抑えますが、8回に登板した吉村選手が大乱調。
5失点したところで1アウトも取れずに降板となりました。
代わった遠藤選手がシャットアウトし、9回は小江選手が四者凡退で抑えますが、打線の反撃なく敗北。
終わって見れば10安打無得点と打線がうまく繋がりませんでした。


24シーズン 4/19 vs北九州P@藤崎台

火の国6-9北九州P ○川﨑 ⚫︎松江 H行木 S中村総 本塁打:中田1、モタ3

一球速報より

RPCカップ以来となる北九州Pとの対戦。
これまで好投を続けてきた松江選手ですが、この日は北九打線に捕まりました。
初回に和希選手のタイムリーで失点すると、2回に平間選手にタイムリーを浴び2失点。
4回にモタ選手のソロホームランと山本選手のタイムリーで1点差まで追いつきましたが、その直後に宮本選手・河野選手の連続タイムリー、続く先頭打者・中田選手のツーランホームランで4失点、6回に先頭の和希選手に四球を与えたところで古殿選手と交代しました。
その古殿選手もピンチを背負うと、漁野選手に犠牲フライを許しますが、それ以上は許しませんでした。
火の国は7回に三者連続四球を選び、無死満塁のチャンスを作ると、この日6番に入った広畑選手の打球を相手野手がファンブルして、2点を返しました。
ただ反撃もこれまで、8回に横山選手の犠牲フライで1点を失い、9回は脱サラ戦士の中村総選手を相手にチャンスを作るも、無得点に終わり黒星を喫しました。


24シーズン 4/20 vs北九州P@藤崎台

火の国8-6北九州P ○神田 ⚫︎西垣 H丹 S山口翔 本塁打:山本1、2、3

一球速報より

先発の田島選手は初回、先頭の中田選手と続く平間選手を三振に抑えました。
しかし3番・横山選手にヒットを浴びると、4番・和希選手の頭部に死球を与え、危険球退場となりました。
急遽登板となったのは神田選手。
初回のピンチを抑えると、2回、3回、4回、さらに5回を無失点に抑え、絶体絶命の状態を切り抜けました。
この試合、打線の要となったのはこの日再び4番に座った山本選手。
2回に北九先発の西垣選手から今季第1号となるソロホームランを記録すると5回にも2号ソロホームラン、6回に登板した古殿選手が4失点しますが、その直後の攻撃で無死1・3塁のチャンスで打席が回ってくると、引っ張り方向に打ち込むスリーランホームランで回までに8-4とリードします。
7回の波多野選手、8回の丹選手がそれぞれ1失点するも崩れることなく神田選手の白星を繋いでいき、迎えた9回。
守護神・山口翔選手がおよそ1ヶ月ぶりとなる登板を果たし四者凡退で抑え試合終了。
カード2戦目を白星で飾り、勝ち越しの望みを繋げました。


24シーズン 4/21 vs北九州P@藤崎台

雨天により試合開始前中止

一球速報より

朝方から降り頻る雨により試合前中止がアナウンスされました。
首位奪還の望みは翌週の大分B戦に持ち越しとなりました。


24シーズン 4/28 vs大分B:ダブルヘッダー第1試合@ダイハツ

火の国1-9大分B ○辻 ⚫︎山田 本塁打 モタ4、岩下1

一球速報より

ダブルヘッダー1試合目は前回3回途中を抑え抜いた山田選手が登板。
ただ調子が定まらず、初回に2点を失うと、3回に死球と安打で満塁のピンチを背負い久保田選手にタイムリーツーベースを打たれKO。
代わった吉村選手がピンチを脱しましたが、5回に再び久保田選手のタイムリーヒットで2点を失います。
直後の攻撃でモタ選手にソロホームランが飛び出しますが、3番手・遠藤選手が岩下選手にプロ初本塁打を浴び、スコアは1-9。
最終回まで投げ抜いた辻選手に7回4安打1失点と抑えられ、初戦を黒星でスタートしました。


24シーズン 4/28 vs大分B:ダブルヘッダー第2試合@ダイハツ

火の国11-3大分B ○松江 ⚫︎西森 本塁打 モタ5、6、山口嶺1、オマール1

一球速報より

先発の松江選手は2回に7番・西原選手のタイムリーで2点を失いますが、直後の攻撃で先頭の藤原選手が四球で出塁すると、3番に座ったモタ選手がレフトへ痛烈なツーランホームランを打ち込み、試合を振り出しに戻します。
さらに4回、オマール選手が四球を選ぶと、ここまで打率1割台の山口嶺生選手が今季1号となるツーランホームランで勝ち越しに成功します。
打線は勢いを取り戻し、6回に1死満塁のチャンスを作り打席にはモタ選手。
打った瞬間確信歩きをした一発はレフトへ吸い込まれ、勝利を確信づけるグランドスラムとなりました。
7回にはオマール選手の日本初本塁打となるツーランが、その後満塁のチャンスで大河選手のダメ押しタイムリーが飛び出し、11-2に。
松江選手が5回で降板すると、6回は神田選手が三者連続三振に抑えます。
最終回は山口翔選手がバースデー登板、失点こそしましたがリードを保ち試合終了。
計4発の本塁打で勝利をもぎ取りました。


24シーズン 4/29 vs大分B@竹田

雨天により試合開始前中止

一球速報より

明け方から降り頻る雨により、試合前中止となりました。


【まとめ】

11戦6勝5敗

(記事執筆現在)KAL2位、

(首位北九州Pとゲーム差1.0、3位大分Bにゲーム差なし、最下位宮崎Sにゲーム差4.5)


3・4月をなんとか勝ち越しで終えることに成功しました。
首位の座は北九州Pに譲りますが、まだまだ開幕したばっかりなので、大きく心配する必要はないと思います。
また3位の大分Bも勝率5割を超えており、今後KALはこの3球団による三すくみになってくると考えられます。

打線はなかなか繋がらず、コロコロ打順が組み替えられている印象ですが、ダブルヘッダーで3ホーマーのモタ選手や1試合3本を放った山本選手など主砲が少しずつ調子を上げてきている印象があります。
今結果が出ていない選手も、彼らに触発されて欲しいと願うばかりです。
一方で先発ローテには課題が見えました。
エース格の松江選手、ある程度の結果を残す田島選手で2枚は揃っていますが、もう1枚が中々埋まりません。
このポジションに山科選手や山田選手、古殿選手が起用されてきましたが、いずれも良い結果を残せていません。
荒西選手兼任監督代行が未だ投手として存分にプレーできていないことから、新しい監督の一早い合流が望まれます。

次回は5月3日の北九州Pとのダブルヘッダー。
このカードを3連勝して、首位固めに移りたいところです。

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