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普通のサラリーマンが不動産投資のために地銀から融資を引き出す方法について

(ゆとりnote累計販売1100部突破)

【2019年の不動産投資を取り巻く環境】

2019年7月現在、不動産投資をするために「誰でも」「簡単に」融資を引くことができた時代は終わりを迎えようとしています。

2017年後半以降、カボチャの馬車、スルガショック、TATERU問題等、不動産投資にまつわる様々な不正が頻発し、「不動産投資」という行為自体に対する悪いイメージが社会に蔓延しました。

世論の反発を受け、アベノミクスおよび日銀の金融緩和策の追い風に乗って一世を風靡していた「サラリーマン大家」は、従来のように融資を受けることができなくなり、非常に厳しい環境下に置かれています。巷では、

「ひと昔前のようにフルローンが出なくなった」
「頭金2割必須と言われた」
「銀行担当者から、不動産賃貸業の経験がないと融資NGと言われた」

という悲鳴が聞こえてきます。

果たして、今のような環境下では、よほどの資産家でもない限り、不動産投資を始めることは本当にできないのでしょうか?

銀行融資は、またも「金持ちのためだけの方法論」になってしまったのでしょうか?

弱者たる労働者は、投資のための融資は引くことができず、持ち家という負債のための借金(住宅ローン)しか引くことができない時代に戻ってしまったのでしょうか?

一介のサラリーマンが資産形成を夢見て、不動産投資を始めることはもう望めない時代になってしまったのでしょうか?

【自己紹介~ゆとり大家と申します】

私は、東京の大手メーカーで働く一般的なサラリーマンです。

会社員の傍ら、2018年1月より不動産投資を開始し、売買仲介業者・賃貸管理業者・金融機関との関係を良好に維持・発展させることに成功し、2019年7月現在、7棟目の購入を控えるところまで進むことができました。

不動産投資を始めて、これまでの会社員としての生活では決して見ることができなかったであろう景色が、朧気ながら見え始めたところです。

トマ・ピケティの『21世紀の資本』やマルクスの『資本論』を読み、資本家から「搾取」される存在としての労働者の立場に自身が居ることを自覚し、正直、ショックを受けたことを覚えています。

「どうすれば現状を変え、自身が望む未来により近づくことができるか」

そう思い悩む中で、2017年にロバート・キヨサキの『金持ち父さん』と出会いました。

今でも、パッと目の前の視界が開けたことを覚えています。

『金持ち父さん』を読んでからは、ひたすら不動産投資について勉強と行動を繰り返し、現在の状態まで辿り着くことができました。(もちろんまだまだこれからですが・・・)

【このnoteについて】

融資環境が厳しいといわれたこの2年間の間に、私がどのようにして金融機関から融資を引き出し、不動産購入につなげていったかをご紹介したいと思います。

実体験を元にしていますので、非常にリアルな内容となっています。

前巻では、不動産投資初心者の強い味方、日本政策金融公庫の代表的な2つの融資制度について、実例を交えてご紹介しました。

前巻『【不動産投資】融資虎の巻<公庫編>』はコチラ

こちらのnoteでは、日本政策金融公庫の次のステップでお世話になるであろう、地方銀行(地銀)の融資を開拓する方法について、私の実体験を元にご紹介したいと思います。

なお、何度も繰り返しますが、ここでご紹介する方法は、私が実際に経験した方法を、ありのままに記載しています。

あまりにも具体的過ぎて一般化できていない
それはお前だからできたんだろう
運が良かっただけじゃないの?

色々な批判や誹りはあるのかもしれません。

しかし、(これを言っては元も子もないのですが)、不動産投資の成功・失敗に一般論や普遍的な法則なんてありませんし、「これをやれば必ず成功する」みたいな方法論が仮にあるとすれば、当然誰もが大金持ちになっているはずです。

しかし現状、自分の周りを見渡すと、そんなお金持ちはごくわずかしかいないように見えますよね?

つまり、「誰にでも」「どんなときでも」うまくいく一般法則なんてものは無いのです。

とにかく「具体的」で、とにかく「泥臭く」て、確率論でみたら馬鹿らしくなるほどに「可能性が低く」て、、、

それでも、常に情報のアンテナを張り、行動を継続し続けた人にしか成功は訪れないのだと、私は思います。

これからご紹介する「具体的」な方法論から、読者の皆さまがなんらかのエッセンスを抽出し、「皆さん独自の方法論」を編み出していただければ幸いです。

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