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熱。

先日鑑賞した吉開菜央監督の長編映画『Shari』のアーカイブブックを手に入れました。

パンフレットでは収まりきらなった熱が本になってしまったようで、劇中でお話していた斜里町の方々のインタビューがノーカットで収められています。

それが読みたくて、この本を読んで『Shari』を本当に堪能することができる気がして、アーカイブブックがどうしても欲しくて欲しくて、高円寺シアターバッカスの上映後、劇場の代表の丸山さんに

「パンフレットとというか、アーカイブブックの販売は今日はないですか?」

と伺ったところ、

「今回は販売していないんです。でも監督に問い合わせてみますよ。」

と仰って頂き、今日受け取りに行かせていただきました。

このアナログな人と人とのあたたかさ。
本当にありがたい次第です。

受け渡しの際に丸山さんと作品のことやドキュメンタリー映画について色々とお話を伺い、本当に良い作品を劇場で観れて良かったなぁと感じました。

小さな劇場からも発信し届けるものや使命はきっとある。と仰っていたことが強く心に残りました。

ドキュメンタリー映画の素晴らしいところはやはり対話。

作り手と被写体との関係性と対話。

今日の丸山さんとの対話からも色々なことに気付かされ学ばされ豊かな時間を頂きました。

人から学ぶことを忘れずにいようと思います。

この場を借りて丸山さん、そしてアーカイブブックをご用意して下さった吉開監督、本当にありがとうございました。
アーカイブブック、大切に読ませていただきます。


松岡眞吾

2023年5月2日

https://www.shingo-matsuoka.com/

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