ビジネスについて色々と調べたり、色々な経営者やリーダーの方々の書籍や動画を見ている中で、社会起業家でありジュエリーブランド《HASUNA 》の経営者・白木夏子さんという方を知り著書『自分のために生きる勇気』を読みました。

自己啓発的なタイトルですが、内容はしっかりとした理念や信念をわかりやすい言葉で書かれている良書でした。

「いつかビジネスで社会貢献がしたい」という目標を持ち起業し活動する白木夏子さんを通じて、【ビジネスで社会貢献をする】という考え方があることを知りました。

「エシカルな方法でジュエリーがつくれることを業界の人たちに知らせることから世界を変えていきたい」。こうした志のもと、人や社会、環境に配慮したジュエリーブランドHASUNAを立ち上げ、CEOとして世界で活躍する白木夏子さん。

エシカル（Ethical）とは、「道徳的・倫理的」という意味。エシカルジュエリーは、宝石の採掘から販売までのすべての工程で、人や社会、自然環境に配慮してつくられるジュエリーのこと。そして、エシカルなジュエリーが生まれた背景には、残念ながら「エシカルではない」ジュエリーがある。
エシカルではないジュエリーは、くりかえされる紛争や、行き過ぎた資本主義経済によって生み出されてきたもの。特に戦後の高度経済成長期は、人権や自然環境を考えず、どんどんジュエリーが生産されてきた。そのゆがみは、未だに解消されていない。白木夏子さんがエシカルジュエリーブランド「HASUNA」を立ち上げたのは、こうした現状を変えたかったから。HASUNAが扱うのは紛争ダイヤモンドではなく、産地を特定できる健全な宝石。児童労働や環境汚染のないことを証明する、フェアマインド認証を受けた金属を使っている。また、採掘の現場や生産地では、安全が守られた雇用も促進してい。
ビジネスや起業によっても貧困や環境問題へのアクションを起こせる。

【自分はどう社会と繋がり、社会貢献、人の役に立てる仕事をしてゆけるか】を考えている中で、新しい視野や選択肢を知る事ができました。

ここ数年、年齢的なものもあり改めて「自分は何を仕事として生きていきたいのか？」を自分に問うてみると、やはり祖母の教えてくれた【人の役にたつ】という生き方や背中が自分にとって大きな影響を与えていると感じています。

なので、今またここで色々と勉強をし深くそのことについて考えてゆこうと思っています。

勉強、知らなくてならないこと、知りたいことがまだまだ沢山ある。

松岡眞吾

2023年5月10日

https://www.shingo-matsuoka.com/