見出し画像

自分にとって大切なこと。

足元がぐらついた時や、気持ちに余裕がなくなってしまったり、自分を見失いそうになった時、

『想』

という漢字を思い出すようにしています。

人を想う、何かを想う、誰かを想う。

なぜ自分が映画に惹かれて、演技という仕事に惹かれたのか?

映画や演技を観ていて感動したり、心を動かされたり揺さぶられたりする度に、自分は、

『人が人を想っている姿に心を揺さぶられる』、のだなぁと感じます。


誰かを想って愛し喜び、
誰かを想って憎み怒り、
誰かを想って涙し哀しみ、
誰かを想って笑い楽しむ。

結局、愛情も憎しみも悲しみも喜びもすべて誰かや何かを想うから生まれるものなんじゃないかと思う。


仕事で悩んだり不安になってしまうときは、
『うまくできるだろうか。』など、とつい自分のことに意識が向いてしまい、【何のために】という大切なことを忘れている場合が多い。

だから、自分にとって大切なことを思い出すようにする。

『人が人を想う姿に心を動かされたから、この仕事をしているんだ』と。

だから演技の仕事ならば、
良い作品にする為に、
脚本を書いてくれた方が生んでくれた役を生きるために、
観客に作品を届けるために、という使命感を思い出し、
コーチならば、目の前の俳優の助けや支えになり、よりよくすることだけを考える。

目の前の相手、人、仕事に全力で向き合う。
全力で想いやる。

そうすると、しっかりと軸ができて地に足がつく。

誰かのために。
それが結果的に自分のためになるから頑張れる。
それがやりがいになる。

いつの間にかこの『想い』という言葉、漢字が自分にとってとても大切なものになっていました。

これから先も何度も何度も思いだすと思います。

『想い』を持って誠実に。


松岡眞吾

https://www.shingo-matsuoka.com/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?