営業マンに対する「自分で買ったこと無いモノを売るな!」という意見への反論


【この記事は営業マン時代に年収3000万円超を稼ぎ、現在「営業ビズ」という営業ブログを運営しているコンサルタントが書いています!】

ちょくちょくSNSなどで「自分で買ったことないものを勧めるなボケ!」みたいな営業マンに対する意見を目にします。

例えば、こんなやつです。

※ ツイートは例として引用しています。
    個人への批判や攻撃が目的ではありません。


特に銀行や証券などの金融系営業マンに対する批判が目立ちますが、昔から「あなたは自社の商品を使ったことがあるの?」というお客さんは存在しました。

確かに、自分で扱っている商品やサービスを使ったことがないよりは使ったほうがいいに決まっています。

また、「自分では絶対に買わない」というような商品やサービスを他人に売るつける営業マンが存在するのも事実。


しかし、「自分で買ったことがないモノをお客さまに勧めるのは絶対に良くない」とは言い切れないんですよ!


詐欺や悪徳商法、数字至上主義で「顧客のことなんて知ったこっちゃない」という営業マンを養護するつもりは1ミリもありませんが、長年営業に携わった人間として言いたいことを書かせてもらいます!


買ったモノしか勧められなくなったら起こること

仮に「営業マンは自分で購入していないものは勧めてはならない」という法律が出来たとします。

そうすると、フェラーリ販売店の営業マンは、フェラーリを購入しなければならなくなります。

ハワイの豪邸やコンドミニアムを販売している営業マンは、10億円はする豪邸や数億円するコンドミニアムを購入しなければなりません。

こんな状況になったら、営業マンになれる人がいます?

また、新卒で商社に入社して営業部に配属になったら、全商品を自分で購入するまでは現場に出られないですよね。

でも、実際は文系の大卒の多くは営業部に配属されるわけです。

多くの営業マンが職を失いますよ。

こういうところまで考えれば、「自分で買ったこともないモノを勧めたら駄目」とは言い切れません。


「自分で買ったことをないモノを勧めるな」は、会社で悪用されることがある

これは、営業会社に限ったことではありませんが、「まずは、自分で使ってみなさい」という大義名分のもと、社員にモノを売る会社が存在します。

以前、私が法人営業マンだったときに、とある大型ショッピングセンターの近くの買取ショップの社長と商談したときに、こんな質問をされたんです!

「買取ショップは、売る前に売る商品をどれだけ集められるかが勝負なんだけど、うちの商品って誰が売りに来るか分かる?」

実は、隣のショッピングモールに入っているテナントの店員さんが多いそうなんです。

販売の仕事にはノルマがありますからね。

売上目標を達成できないお店の店長などが、自社商品を買っては買取ショップに売りにくる。

営業会社もそうですよ。

ノルマが達成できない営業マンに、自社商品のローンを組ませる・・・

「自分で買ったことがないものを勧めるな」は、このような行為の大義名分として使われてしまうことがあるという現実があります。


単なる勧誘嫌い

「自分で買ったこと無いモノを売るな!」という人のほとんどが勧誘されることが嫌いなんですよ。

私は、「いい勧誘と悪い勧誘がある」と思っていますので、「勧誘してくる営業マン=悪者」のような意見には憤りを感じます。

あと、嫌なら買わなきゃいい(笑

まとめ

「自分で買ったこと無いモノを売るな!」の矛盾点や個人的見解を述べさせて頂きました!

この記事のように本音全開の営業ブログ「営業ビズ」もやってますので、そちらもよろしくお願いします。

テレアポ・営業のコツのブログ「営業ビズ」






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