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あるある話「これ、進研ゼミでやったとこだ!」世界遺産検定編

タイトル画像はこちらからお借りしました、身に覚えしか無いイラストです。
https://blog.benesse.ne.jp/digitalmyvision/ikinuki/014105/


さて!本題です。
テストの時に、直前に見ていた教科書に載っていた内容が出題されて、嬉しくなることって誰しも経験がありますよね。
この現象をネットの世界では、「これ、進研ゼミでやった問題だ!」現象と言うそうです。
ホントかいな。

進研ゼミのDMで送られてくる漫画では、よくこの現象が起きています。
テストによく出る問題を集めてある進研ゼミならテストで良い点取れると言う謳い文句ですよね。
日本に住んでいる方ならきっと2度や3度や4度や5度はお目にかかったことがあるのではないでしょうか。

そして、マンガを読んでいるだけで勉強ができるようになった気がしてしまい、
進研ゼミに入会しては教材をため、
退会してはまた入会し、そして退会する、を繰り返した人もいることでしょう。
私もその1人です。

今日は世界遺産検定2級受験の時に起きた、
「これ進研ゼミでやった問題だ!!」現象についてご紹介します。

①ラヴォー地区のブドウ畑の問題

詳しい説明は上のリンクを見ていただくとして(超細かく載っています)。
今回の世界遺産検定2級の試験直前、「最後のあがき!」ということでパラパラっとテキストを見たのですが、
そのときにこの遺産のページが目にとまり、
「うんうん、ワイン作りを、カトリック教会のベネディクト会とシトー会が指導したんだよね。シトー会が重要なのよね」と確認しました。

そうしたら、試験では、この「ラヴォー地区のブドウ畑」についての正誤指摘問題が出たのです!
詳しい問題は忘れましたが、おそらく、間違った会派を「シトー会」に直して回答すれば正解だったはず。

試験中でしたが、心の中で「これ、『これ、進研ゼミでやった問題だ!』のヤツだ!」と、意味の分かりにくいセリフで感動しました。

まあコレはよくあるミラクルですね。

②マカオの歴史地区の問題

試験会場に向かう前に、「もしかしたらミラクルがあるかも!」と考え、
いつも聴いているポッドキャスト「ともさわの歴史とか世界遺産とかを語るラジオ」に新しい番組をダウンロードして出かけました。

試験会場までは車で40分くらいかかるので、1本10分程度のこの番組なら4本聴けます。
もし、この車内で聴いた内容が試験に出たらラッキーじゃない?いやミラクル起きて!と祈りながら、スマホで再生を開始し、会場に向けて出発!

ですが、車についているナビが古くて、目的地の会場が登録されていなかったので、
スマホの地図アプリで経路を表示しながら行かなければなりませんでした。

となると、何が起こるか。

ポッドキャストと地図アプリを両方使うと、
ポッドキャストの音声が一時的に中断され、「300メートル先、左折です」みたいな地図アプリの音声が流れ、
それが終わってからまたポッドキャストの再生が始まります。

つまり、市街地では地図アプリの方の音声が頻繁に入り、
ポッドキャストの音声が細切れになってしまい、何を言っているのか全然頭に入ってこない!ということになります。

そんなわけで、ちょうど再生されていた「マカオの旧市街」についての番組はブツ切れで、
ポルトガル領だったことと中国南部にあることしか頭に入らなかったな、と苦笑しながら会場に向かいました。

「マカオの旧市街」の、検定テキストでの扱いは、こんなもの。
  ↓

写真も地図もないし、文章も少ないので、テキストは読んだものの、実はあまり重視していませんでした。
同じ旧市街でも、ローマの歴史地区の場合は、見開きの扱いだし地図もあるし、
赤字や太字も多くて、「重要な遺産感」がムンムン出ています。

マカオの歴史地区、そんな重要じゃないのかなあ、と油断しますよね。しますよね!

そしたら、出たんですよ。空欄に入る用語の組み合わせ問題で!

だいたい、こんな感じの問題です。
「マカオの歴史地区は、(A)がアジア貿易の拠点にしていた場所で、(B)にある。」
さあ、AとBに入る国名の組み合わせで正しいものはどれでしょう?
1.A スペイン B 英国
2.A ポルトガル B 英国
3.A スペイン B 中国
4.A ポルトガル B 中国

はい、答えはもちろん4です。
(実際の試験の選択肢の順番とは異なると思います、多分)

前述したように、テキストでの扱いが小さかったこともあり、あまり印象に残っていなかったので、
直前にともさわさんのポッドキャストを聴いていなかったら答えられなかったでしょう。
スペインとポルトガル、あみだくじか神様の言うとおりで決めていたかも…。

というわけで、試験中に再び、「これ、『これ、進研ゼミでやった問題だ!』のヤツだ!」という意味の分かりにくいセリフとともに心の中でガッツポーズをした私でした。

ともさわさん、いつもホントにありがとうございます!これからも聴きます!


そんなわけで、いくつかのミラクルのおかげもあってなんとか合格圏内に滑り込みました。

今回のまとめ。
・「これ、『これ、進研ゼミでやった問題だ!』のヤツだ!」は、結構な頻度で起こる。
・ミラクルは自然にはやってこない。試験は直前まで勉強せよ

って感じですかね。
勉強はしなきゃいけません。
その方が人生楽しいはず!

ちなみにマカオの旧市街はこちら。

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