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重馬場が上手いという幻想

久しぶりの投稿です。サリエリです。よろしくお願いしますm(_ _)m

今日は、「重馬場が上手い」というのは、実は幻想なのではないかというテーマで書いてみようと思います。

なお、この記事は芝のレースを前提にしています。ダートのレースは考慮していませんので御了承ください。

どんな馬でもパフォーマンスは下がる

競馬の世界ではよく、「重馬場が上手い」「重馬場の鬼」などの表現が使われます。このような表現は、時として「重馬場になるとパフォーマンスが上がる」という意味で使われることがあります。

しかし、冷静に考えてみると、重馬場になるとどんな馬でもタイムが遅くなります。これは、重馬場が上手いと言われている馬でも例外ではありません。

ということは、良馬場より重馬場の方がどんな馬にとっても走りにくい、つまりパフォーマンスを落とすことは間違いないのです。

どれだけ下げるかは馬によって異なる

馬の蹄の形や血統などの影響によって、重馬場になることでどれだけパフォーマンスを落とすか、その度合いは異なります。

今年の凱旋門賞に出走を予定しているクロノジェネシスなどは、昨年の宝塚記念を勝った際、「水掻きが付いている」と言われましたが、彼女の場合は、さほどパフォーマンスを落とさずに走ることができるのでしょう。

一方、同じ牝馬でも、2017年のNHKマイルカップを勝ったアエロリットなどは、重馬場が全然ダメな馬でした。彼女の場合は、大きくパフォーマンスを落としていたのです。

正確に表現するなら

「重馬場が上手い」を正確に表現するなら、

「重馬場になっても相対的に見てパフォーマンスを落とす度合いが低い」

になると思います。

前述のクロノジェネシスの宝塚記念についても、彼女自身もパフォーマンス自体は落としているはずですが、他の馬がもっと落としているので、相対的に見て落としている度合いが低く、結果としてあの大楽勝につながったのだと思います(もちろん、彼女自身のもともとの能力が高いというのもありますが)。


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