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サロン経営初心者の戦略

シビアな現実と向き合った人が勝ち

今回は、サロンをこれから開業する方、サロンを開業して1年未満というルーキーに向けての記事です。

内容は少し厳しいけれど、現実と向き合うことでサロンを開業して脳内お花畑のその他大勢のルーキー達と圧倒的に差をつけることができますので、是非お付き合い下さいね。

さて、シビアな現実に対峙してみましょうか。

サロン誕生は魚の卵のようなもの!?

サロン業界は自然界の厳しさととてもよく似ています。

たくさんの赤ちゃんサロンが誕生するけれど、立派な自立したサロンに成長するのはごく一握り。

魚や昆虫の卵みたいなものです。

大量に産卵されるけれど、成魚・成虫になるのはほんのわずか。

これくらいの厳しさで、多くのサロンは十分な収益を得られないまま消えていきます。

自宅サロンの場合だと、だいたい3年以内に消えてしまいますね。

生き残ってはいても、生活費は旦那さんのお給料からで、サロン自体は開店休業中というケースも少なくありません。

せっかくエステ用のベッドを買ったのに、そこで寝ているのはお客様ではなくて飼っている猫ちゃんだったりしてね。

初心者の戦略3つのポイント

そんな環境の中で生き残ってきたサロンは海千山千。

サロンを開業したならば、ベテランサロンもあなたの競合となるのです。

では、そうしたサロンとどうやって戦っていきましょう?

サロンとして十分な収益を得られるようになるには、当然、戦略が必要です。

いくつかポイントを挙げるとこの3点

1.初心者というセルフイメージを捨てる
2.初心者というセルフイメージを捨てつつも、初心者である恩恵を戦略的に使う
3.応援してくれる人、味方を増やす

1番目と2番目は一見矛盾しているように見えますが、実はちゃんと筋が通っています。

一番ダメなのは、「私は初心者だから自信がないんです」と物怖じしてしまうこと。

自分自身の行動を制限してしまうという意味でも損ですし、お客様に不安を与えてしまうという面でも損してしまいます。

お客様は安心感を求めている

お客様視点でサロンをみると、セラピスト歴20年でも半年でも同じ「専門家」です。

人は、特に日本人女性は「誰かチカラのある人に頼りたい」という気持ちが強いのですね。

「プロに任せていたら安心」感を求めているんですよ。

そうした人に「私初心者だから自信がなくて…」と言ってしまったら引かれてしまいます。

だからといって偉そうな先生ぶる必要もありません。

でも、「初心者だから自信がない…」という行為は一般的にはセルフハンディキャッピングと呼ばれ、失敗して傷つかないように自分で予防線をはること。

セルフハンディキャッピングをするということは、意識が自分を守ることだけに向いていて、お客様には向いていないことを示します。

お客様からしてみれば、保身に必死で自分のことに意識を向けてくれないセラピストに大切な肌や身体を任せたくないですよね。

ですので、いつまでも「私は初心者」というセルフイメージを抱いたままではサロンは軌道に乗らないのです。

反対に、中にはサロン開業1年とか短期間で大きな売上を作り出す人もいます。

そうした人は、開業前からプロとしての意識を持っています。

どんどんビジネスを展開していく人は、常に“初めてのこと”に晒されていますから、“初心者”なんて概念がないのかもしれません。

どうしても、初心者で自信がない方は「初心者だから自信がない(だから下手でも許して
」ではなく、「初心者だからこそ全力でやります!!」という姿勢でいましょうね。

初心者の戦略の1つ目は「初心者というセルフイメージを捨てる」でした。

2つ目は『初心者最強伝説』に続きます。

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