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日本人、貧乏になってる…

今回は、日本人が貧乏になっているということについて書きたいと思います。

《貧乏になってる?》でも《貧乏になってる!?》でもなく、《貧乏になってる。(言い切り)》
というのがなかなか悲しい現実です。


多分、日本が異常

なんでこんなこと思ったのかというと、世界年収ランキングにおける日本の順位の低さ。

まあ、1990年から30年以上平均年収が上がっていないのだからしゃーない。

とはいえ、平均年収が高い国と比較すると凹むわけですよ。

ちなみに平均年収ランキング1位はスイスです。

国民の平均年収は日本円換算でズバリ!

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1,300万円
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せん…

あー…
平均で一千万円超えですかー。

ちなみに2023年の日本人の平均年収は414万円くらいです。

男性で465万円、女性で356万円だとか。

これは正社員の年収なのかな?

女性の場合、パートも含めるともっと低そうな感じがしますが。

平均年収を調べると、データので何処によってまちまちなのですが、こちらは転職情報誌DUDAのデータです。

それにしても、スイスの3分の1ですか。

そうですか。

スイス人ってそんなに平均年収高いの!とびっくりしたのですが、お給料は時間の経過と共に上がっていくのが普通なんですよね。

日本でも、1960年の大卒初任給は1万5千円でした。

それから30年後の1990年の大卒初任給17万円なので、30年間で10倍以上になっています。

この時代の日本の経済成長率は凄まじいものだったので、全く同じペースで昇級するとまではいかなくても、30年間平均年収が上がらないというのはやっぱり異常なのです。

海外旅行、物価高くてお土産買えないわ

私が10代20代の頃は日本って世界的にもお金持ちだったのになぁ…

私が初めて海外に行ったのは高校2年生の夏休みでした。

30数年前の話です。

高校の語学研修のプログラムで週間ほどカナダに滞在したのですが、その時のカナダの物価の印象は「安い!」だったんですよね。

高校のホームステイプログラムで行ったので、お土産を買ってる時も私の周りにいたのはみんな高校生でしたが、聞こえる声は

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「やすーい!」
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なんですよ。

免税店で安い安い言いながら、お土産を買い漁る高校生…

世界よ、これがバブルだ。

ちょうど円高も重なって1ドル90円とかそんな時代でもあったのですが。

ついでにいうと、父がハワイに行った時のお土産はシャネルのバッグとディオールのバッグでしたよ。

日本人が海外でブランド品を買い漁っていた、そういう時代。

あれから30余年…

カナダ人の平均年収は日本人の年収を遥かに超え、1,200万円となっています。

物価もそれに伴って上昇してるはずなので、旅行に行ってもあんまりお土産買えないですね。

マクドナルドでも普通に1食1,000円超えるみたいです。

つーか最近、海外旅行にも行ってないし、海外旅行のお土産ももらってないわ。

思春期に『日本はお金持ち』として育った者としては、日本は貧乏という現実はなかなか受け入れがたいですね。

稼いだお金、手元に残るのは半分だけ

平均年収が30年間上がっていないだけでなく、

・増税
・社会保険料増額
・物価上昇

などなどで可処分所得が大幅に減ってしまいました。

税金や社会保険料などの国民負担率は現在50%弱。

47~48%くらいかな。

ちゃんと計算すると手元に残るお金が「あれー?これだけ????」とびっくりされてる方も結構いらっしゃるのではないでしょうか?

エステサロンはお客様の経済状況が売上にストレートに反映されるので、長年経営している方の中には

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「お客様のお財布の紐が固くなった」
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と感じている方も多いかもしれません。

実はうちのサロンもそうです。

月に3回施術を受けたいらしたお客様の来店頻度が月1回になったり、毎月3万円ほどお化粧品を買われていたお客様のご購入額が半分になったり。

「新規集客新規集客」言いながら、既存のお客様の来店頻度をあまり気にしていないサロンオーナーさん、意外と多いですが、来店頻度が半分になったら単純計算で売上も半分ですからね。

さて、どうしたもんだか!

…と、焦る一方で、少人数ではあるけれど「実は物凄く稼いでいる人」という人もここ10年くらいで増えてきている感じがします。

昇りエスカレーターの人、降りエスカレーターの人

わざわざ「実は」とつけたのは、今のお金持ちの人は昔と違ってあまりお金持ちに見えない服装をしていたり、車も実用重視の大衆車だったりするので、パッと見ではわかりにくかったりするんですよね。

でもパッと見平均的な収入に見える人の中にも数千万、億と稼いでる人が普通に紛れ込んでいる。

日本、一体何が起こっているんだ!?

この現象をものすごくシンプルに言うと、

「上りのエスカレーターに乗っている人」
「下りのエスカレーターに乗っている人」がいる。

ということになります。上りのエスカレーターに乗っていれば、何をやっていようと経済的な状態は良くなるし、下のエスカレーターに乗っていれば、どんなに頑張っても下がっていってしまいます。

今から「タピオカ専門店を始めましょう!」と言っても、タピオカ専門店をやりたい人はいませんよね。

何故ならば、現時点ではタピオカ専門店は下りのエスカレーターだからです。

タピオカ屋はここ数年ですが、数十年前と比べるとなくなったお店がたくさんあります。

・カメラ屋さん
・お米屋さん
・タバコ屋さん
・銭湯
・駄菓子屋さん…

今でもゼロではないと思いますが、私が子供の頃は近所に普通にあったので。

駄菓子屋さんでアイス買って店先で食べて、「おばちゃん、アイス当たったー!」と当たりの棒とアイス交換してもらったりしてましたからね。

反対に昔はなかった仕事もどんどん登場していますね。

今ではどんな田舎でも介護施設はありますが、「高齢者ビジネス」として民間で介護のサービスが始まったのは1990年代からのようです。

介護業界はこれから高齢者が増えることが確定しているので、昇りのエスカレーターですね。

足腰の弱った方向けに装着型のサイボーグというのもありますね。

そのサイボーグを製造している会社の創業者の方のZOOMセミナーに出席したことがあるのですが、装着している人の脳波を読み取って動くらしいです。

あなたはどちらのエスカレーターに乗っているでしょうか?

そしてどちらのエスカレーターに乗りたいでしょうか?

久々に私のメンターをお呼びして、経済のセミナーをやりたいと考えております。

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