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定額制美容室Attinaって何?

定額制美容室Attinaの経営をしています大久保誠二です。
今日はまだ聞き慣れない美容室のモデルである、定額制美容室Attinaについてお話ししたいと思います。


このブログでは

 ・定額制美容室の経営を通して学んだこと

 ・新しいチャレンジ

 ・スタッフ育成の喜びと葛藤

などなどシェアさせていただきます!



一般の美容室と何が違うの?


皆さんが通っている美容室は都度課金制のサービスを提供していると思います。

例えば、カット5000円、カラー7000円、トリートメント3000円といったように、施術をしたメニューに対して施術当日にお金を支払うというスタイルが一般的だと思います。


私たち定額制美容室Attinaでは毎月1日に会員費をクレジットカードか口座振替でお支払いいただき、それに応じたポイントが付与され、そのポイントを使って髪をきれいにするために必要なメニューを施術するというサービスです。

会員になると 各メニューの定価より35%程度ディスカウントされてお得に施術をすることができます。



定額制美容室を作ろうと決めた理由


私は19歳から美容師を始め19年間同じ美容室で勤めていました。その時の美容室は都度課金型の美容室でした。

そのサロンは10店舗以上あり、社員も200名ほどいました。その中で私は何年も売上ナンバー1でした。 美容師の世界は非常に厳しく、指名をもらえない場合は給料が増えないし、仕事もありません。ですから、お客さんを呼べない美容師は仕事が楽しくなくなり、居心地が悪くなり、最悪美容師を辞めてしまいます。


私は売り上げもトップでしたし、お客様からの信頼も得てましたので、それはそれは楽しかったです。 しかし自分に係る仕事の負担が大きく精神的にも肉体的にも極限まで疲労していました。そんな状態でしたから、いつもイライラしていて一緒に働いているスタッフに感謝を持って声をかけてあげることができませんでした。


ナンバー1でいい気になっていたある時、私は思いました。

美容師の仕事って オリンピック選手のようにごく1部の人しか売れてない。これって職業といえるんだろうか?美容師という仕事に疑問が湧いてきました。


言葉では、チーム接客とかアットホームな美容室とか言っていますが、実際には少数の人気者の 美容師が楽しく働き、それ以外の美容師は夢を持てずに苦しい思いをしていることが多いのです。


そんなことをあれこれ考えながら10年前に東京の恵比寿で独立しました。




定額制美容室Attinaの誕生

Attina恵比寿店の内装


2012年12月に東京の恵比寿でAttinaをオープンしました。夫婦2人での船出です。

何を間違えたか、25坪の広さにたっぷり内装費をかけてサロンを作ってしまいました(笑)


10年経った今となっては手狭になるほどスタッフが増えましたが、よくこれだけ思い切って出店したもんだと思います。


ここからが挫折の始まりです。

次回から、どんな取り組みをしてきたのかをお話ししていきます。


お楽しみに!


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