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15人の徳川将軍という本

結論、漫画の様に分かりやすい歴史書は初めて見ました。江戸から明治までの歴史に悩むお子さん、歴史の再勉強をしたい大人全てにオススメします。

【概論】
江戸を作った徳川家康、米将軍の徳川吉宗、大政奉還の徳川慶喜までは分かると思う。
その人物が作り上がるまでの過程は知ってるだろうか。
例えば、吉宗。
まず出身が家康から遠い身分、四男坊だったので将軍になりづらい位置に居た。ただ、あらゆる方が亡くなり、将軍になってます。
次にお米。年貢を引き上げて生産アップしたら、米価が下がる。慌ててたら、飢饉によって米価格があがって、生産性を上げたら米価格が下がり、その他の物が上がり始めたという流れ。そう、米将軍の威名は米価格に悩まされてのことでした。
最後の逸話も面白い。ある方がお風呂に入って、あまりに気持ちが良かったので、天下を取った気分がすると言ったら、吉宗は天下を取る事はさほど気分良く無いよと言ったそう。

歴史背景、人物像、偉業の数々がふんだんで、読みやすいので、ぜひお読みください。

それでは
ごきげんよう

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